見出し画像

「パレスチナを知ろう」#草の根パレスチナ0605オンラインイベントまとめ①

2024年6月5日に行われたzoomイベント「パレスチナを知ろう」(#草の根パレスチナ0605)のまとめ記事その①です。

当日は、草の根主婦メンバーのマイサ、まりか、ひろこの他に、ヨルダンのパレスチナ難民キャンプにいるアーデルさん、日本に留学中のウマルさん、マリアムさんをゲストに招いてお話を聞かせていただきました。

当日の流れは、以下の通りです。
1. ごあいさつ(ひろこ)…この記事でまとめています。
2. パレスチナ難民キャンプの思い出(まりか)
3. アーデルさんのお話
4. ゲスト3人の座談会
5. 質疑応答&おわりに

1. ごあいさつ(ひろこ):「草の根主婦がパレスチナを心配する」とは何か?

主催者のひろこ、まいさ、まりかは、かつてヨルダンという国でボランティアをしていました。
ヨルダンには、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営するパレスチナ難民キャンプが12あり、200万人以上のパレスチナ難民がキャンプの内外で生活していると言われています(UNRWA2022年の報告書より)。

なぜ、ヨルダンにパレスチナ難民がいるのか。それは、1948年のナクバ以降、1968年に至るまで数度にわたって難民キャンプを作り、受け入れてきたからです。(ナクバについては、こちらの記事で詳しく解説しています。https://note.com/ample_poppy3369/n/n8b9313da2051?sub_rt=share_pb

ヨルダンにいる間、から日本に戻ってきてからもパレスチナが攻撃を受け続けていることは知っていましたが、何もできないまま時が過ぎました。

去年、パレスチナは日本のメディアでも大きく取り上げられるようになりました。でも、報道される「パレスチナ」は、激しい戦闘の様子や、虐殺されている惨状など…今の自分とは別の世界を感じてしまいました。

ですが、私たちはヨルダンでパレスチナ人と出会い、彼らがどれだけパレスチナを愛し、誇りに思っているのか、その故郷にどれだけ帰りたいと願っているのかを思い出しました。

報道される「パレスチナ人」ではなく、一人の人間としてのパレスチナ人を思い出すことで、パレスチナをもっと支えたい、頑張ろうという力をもらいました。

このような気持ちを他の人にも伝えたいと思い、どうしたらいいのかをボランティアの時の仲間に相談しました。

そうして形になったのが「草の根主婦がパレスチナを心配する」の活動でした。

「草の根主婦がパレスチナを心配する」では、パレスチナの人々のいろんな面を知ってもらうために、このイベントやnoteで発信しています。
noteでは、私たちのようにヨルダンで活動していた日本人ボランティアや、ヨルダンやパレスチナに住む人々にもお願いして記事を書いてもらっています。
お時間ある時にぜひご覧ください。

それでは、次はまりかさんのお話です。

(「まとめ②(https://note.com/preview/n954d1c5f3f64?prev_access_key=9c0646c01b6b26b57940118bec7f22c3)」に続きます)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?