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中村天風(てんぷう)先生の教え(4)

天風さん自身がお医者さんでありながら、一般的な多くのお医者さんと
全く違う考えを持っており、心が少しでも弱くなったり、将来に不安を
感じた時は天風先生が16年かけて命がけで掴み取ったという方法を
使って、積極的に力強く運命を切り拓いていきましょう。

原敬元首相や東郷平八郎元帥など、多くの人が天風先生の
会員になり、現代でも多くの財界人や著名人が中村天風さんの
書籍を推薦しています。




積極精神(せきぎょくせいしん)

頭痛や腹痛など、病気になった時にはこう考えなさいと
天風さんは言います。

「病というものは、自分を丈夫にしてやろうと天の恵みが
働いているときで、人間は病がなかったらすぐ死んじまうじゃないか」

「変なものを食べたとき、それで病が出ない身体だったらどうする?
吐きもしない、下しもしなかったら、そのまま中毒で死んじまうんだ」

「治るまでには苦しむ、苦しんでそれで治る」


ですから、病気の痛みや苦しみなどは感謝の心で受け入れなさいと
天風さんは言います。

「ああ、まだ私を生かしておきたい、丈夫にしてやりたいという
思し召しが天にありゃあこそ、この身体を健康にしようがために、
こうして手を変え品を変えて、この病毒を出すお力を働かせて
くださっている」

「このくらいの苦しみがなんだ、悪くなりつつあるんじゃない、
良くなりつつあるためなんだ」
「あ~、ありがたい」

「苦しみ、熱、痛みを何とか早く治したいと考える、
これがいけないんだ」
「痛い時は痛むだけ痛ませて治さなきゃ治らないんだ」
「一時抑えの手段、方法を悪いと思わずやっている場合が多いんですよ」

「・・・・それも、お医者さんがやっているんだから」




人間や動物には、ケガや病気になった場合に薬を服用しなくても、
それらを治そうとする機能が生まれながらに備わっています。
それが、自然治癒力や自己治癒力と呼ばれるものです。

現代医学は、薬を処方したり、手術をしたりして病気の治療を行って
いるけれど、実は自然治癒力の助けも借りないと、病気を完治させる
ことはできニャいのよ ฅ( ̳• ·̫ • ̳ฅ)にゃあ


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