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48. 若きいのちの日記
この本の著者は、不治の病に冒され最初は死ぬことを考えてたのですが、
一転、生きることに執着します。
若くして逝去された大島みち子さんの『若きいのちの日記』です。
みち子さんは書いています。
「病院の外に、健康な日を三日ください」
1日目、私はとんで故郷に帰りましょう。
そしておじいちゃんの肩をたたいてあげて、母と台所に立ちましょう。
父に熱カンを一本つけてあげて、おいしいサラダを作って妹たちと
楽しい食卓を囲みましょう。
2日目、私はとんであなたのところに行きたい。
あなたと遊びたいなんて言いません、お部屋のお掃除してあげて、
ワイシャツにアイロンかけてあげて、おいしいお料理を作ってあげたいの。そのかわり、お別れのときやさしくキスしてね。
3日目、私はひとりぼっちで思い出と遊びましょう。
そして静かに一日がすぎたら、三日間の健康ありがとうと笑って
永遠の眠りにつくでしょう
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死が近づくにつれて、みち子さんにとってこの恋愛は
大きな慰めとなり、支えとなっていった筈です。
いのちのあることの大切さを認識し、一緒に暮らしている家族に
改めて感謝する機会としてほしいニャ ฅ(*´ω`*ฅ)ニャー
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