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『結局、人生はアウトプットで決まる』中島聡

 著者の中島さんのメルマガを読んでいますが、何より情報量の多さと深さに圧倒されて初めは読み終えるのに1時間近くかかっていました。飛ばし読みでも20分は今でもかかります。管理職等のジェネラリストの方々は知識の範囲が広い分、細かな部分を網羅されている方は少ないイメージがありますが、中島さんはその全ての情報の詳細までを網羅されているような方で毎回圧倒されます。中島さんは稀な方でしょうが技術職出身の方はその傾向があるのでしょうか?

 最近インプットした内容を説明する際の粗さをネックに感じおり、中島さんのブログで、アウトプットがいかに重要かという内容を目にしてブログをやり始めたため、今回読むのをとても楽しみにしていました。名だたる経営者の方々もSNSで発信をされているのを見て、やった方が良さそうとも思いながら腰が重かったため、この本にモチベートしてもらおうという魂胆もあり手に取りました。(図書館にありました!)

私が大事だと感じた点は以下でした。
①アウトプット(ブログでの発信等)がパーソナルブランド(個人の信用)確立になり、特にビジネスの世界では大きな武器になること。
②一次情報に触れ、文書の訓練が必要(参考文献も紹介されていいました。)
③続けるために自分が伝えたい、自分にとって魅力的なテーマを選定する。

 このブログのテーマも決めかねていて、とりあえずは経営、DX・IT、農業、子育て、書評と広く書いてみて(最近は書評ばかりですが、、)、よく読まれるテーマに寄せて行こうかと思っていましたが、色々書いて自分が一番熱中できるテーマにしようと思います。

 この本をオススメするのはSNSでの発信をこれからしようとしている方、また既にされている方で、特に文章でのアウトプットしたい方です。中島さんは非常に合理的な考え方をされる方で、一流のプレゼンの仕方にも言及されていましたが、その方法を地方でやると浮いてしまいそうだなと思いました。書く訓練もやってみて少しずつ文章能力も上達できればと思います。

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