行政書士試験 記述式予想問題〜民法〜

問題
AはBから継続的に借入を行うため、そのBの貸金債権(『本件債権』という)を1000万円の限度で担保をするために、自己の所有する土地に根抵当権を設定した。元本確定日は2024年12月2日とされたが、BはCに同年11月1日に本件債権を譲渡した。この場合、CはAに対し根抵当権を行使できるか、理由を付して40字程度で記述しなさい。





解答

Cは元本確定前に被担保債権を譲り受けた者にあたるため、根抵当権を行使することはできない。※44文字

ポイント

本問は、根抵当権に関する問題です。対策が手薄になりがちなところですが、根抵当権は記述式で問われてもおかしくないので対策をしておきましょう。
本問を理解する上では、民法398条の7第1項前段を参照してください。

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