理想の未来へと頑張る君に、心を落ち着かせる5分間のリラクゼーション

誰かや、何かのために一生懸命な時ほど
何より自分をいたわってほしい。

優しくなでるだけでいい
こまめにマッサージするだけでいい

お食事も適当にしないで
「今日は何が食べたい？」
「どこへ行こうか。」
と、いつもいつも問いかけてほしい

家の中でまで考え事をせずに
ぼーっとして
ヨガニドラしたりして。

あの長い棒で
背中をマッサージするのも良いね。

日がな一日
仕事と向き合った腕と背中は
今日も丸まっている

今日の終わりに空を見上げるように
頭の重さで肩と首を伸ばす。

腕を後ろで組んで
ぐぅーっと伸ばすと
あっちもこっちの心地よい痛みを感じる。

胸が開くと呼吸が入る。
大きく息ができたら大成功だよ。

今日も空は私を見ている。
私も私と空を見ている。

今日も誰かや何かのために
一生懸命になっている自分を
「みつめてごらん」
とささやきかけるように
陽光は爽やかに輝き
初夏の風が長い廊下を吹き抜ける

「やれ」とも「やめろ」ともなく
自分の選択を生きて歩んでいる。

しゃかりきになって、身を削るように突き進むことだけが
「自走力」じゃないんだよって
気が付くのはもう少し先のことなのかな？

未来を描くだけでなく
今日一日を細やかに振り返るのも
同じくらい尊いことだよ。

今日は何時頃、どんなことをしたかな。
それでどんな気持ち・気分だった？
って
書いてみるんだ。

どこかの成功者が言ったからじゃなく
ただ、自分と対話するために
身体や心、思考と向き合うために書くんだ。

自分との結びつきが深まるほど
本来の力が戻ってくる。
ちょっと立ち止まるからこそ
方向を定め直すことができる。

誰かや何かに一生懸命になるだけでは
外へ外へと力が流れ出るだけになってしまうからね。