26歳の思考

昔から、わりと重い悩みというか思考をずっと持っている。
ずばり「生きているってなんだ?人生の終わりってどうなるんだ?」ということ。

友人と話していてよく「最近の悩みごとは?」と質問していた記憶がある。何かあったら相談にのるよ、という意味ではなく純粋に知りたかった。

学生の頃は
誰ちゃんが好きだ、嫌いだ。
あの子が悪口言ってた、サイアク。
先生に説教くらった、サイアク。
受験どうしよう、勉強だるい。
みたいな答えがほとんどだった。当たり前だけど。

ひと通り聞いて「じゃああんたの悩みは?」と聞かれたときにヒジョーに困った。本当は「人生ってなに?60歳になったときどうなってると思う?」と言いたかった。「え、重(笑)ウケる。」と言われるのが怖かった。
結果当たり障りのない事を答えて、以降はだいたい声の大きい子の恋愛やら友人関係やらの愚痴を聞いて終わる。
内心、当時は自分の方が人生を深く考えている人格者だと思っていたかもしれない。…めっちゃ嫌なやつじゃん。笑

大人になって26歳になって周りも自分も環境が変わってまた違いが出てきた。彼氏がプロポーズしてくれない話、結婚式の費用の話、保育園の話、建売住宅を買うか悩んでいる話。そりゃ興味無いわけじゃないけど、根本的に「なぜ生きてるの?親になる感覚ってどうなの?今自分が死んだら子供はどうするの?40年後どうなってるかな?」みたいな事が聞きたい。
正解が知りたいワケじゃなくて、周りの人間がどう思っているか知りたい。興味ねーよと言われたらそれはそれでいい。

そんな悩んでもしょうがない事でわざわざメモリを消費しないようになっているのか。思っているけど言わないだけなのか。



いろいろ書いたけど、結局は聞けない自分が臆病なだけなんだよね。
これが26歳の思考です。



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