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ブルベ冬、オレンジシャドウに挑戦

※この記事は、パーソナルカラー的に似合うアイシャドウをお探しの方にはあまり役に立たないかもしれません。あらかじめご承知おきくださいませ。




夏の日差しにぴったりな、ヘルシーなオレンジシャドウ。
お仕事メイクに欠かせない、定番中の定番ブラウンシャドウ。
20代前半の頃に試したきり、似合わなくてずっと避けてきました。

私のパーソナルカラーは1stウィンター、2ndオータム。
イエローベースの色でも似合う要素はあります。
ただ、メイクでイエベ向きの色が多いブラウン系やオレンジ系を使うとなると、かなり色を選びます。
せっかくの綺麗なベーシックカラーなのに、アイホールが黄ぐすみしたようになって汚く見えてしまうのです。

仕事などでベーシックカラーのメイクをするときは、グレイッシュブラウンや焦茶のカラーが入った、ピンクやボルドーのシャドウを愛用してきました。

リンメル ロイヤルヴィンテージ アイズ
004 色っぽい目もとになるオールドバーガンディ
ブルベ冬的にはブラウンとして使えるイチ推しシャドウです。画像は公式サイトから。

稲妻にビビッときた!オレンジシャドウ

コスメを買うのはもっぱらドラッグストアなのですが、最近こちらのシャドウにビビッときてしまいました。

KATE エレクトリックショックアイズ
画像は公式サイトから。

元々、ラメがキラキラしたシャドウが好き。
何より心惹かれるのは、パレットの境目に入った稲妻⚡️
ちょっと強そうで、可愛い見た目がツボでした。

アイシャドウは足りてるしなぁと、最初に見たときは見送り。
でも、やっぱり気になって、色やラメの質感などの使い心地をネットで検索してみました。

パレットの2色はラメの質感が違っていて、重ねるのが楽しそう。
薄づきなので、色を選べば仕事の日もつけられそう。
※服装ルールがゆるい職場なので、落ち着いた色のラメシャドウや落ち着いた質感のネイビーシャドウもつけてます

パーソナルカラー的に合うのは、鮮やかピンクのクラッシュモードピンクか、深い紫のミッドナイトサンダー。
だけど、さすがにつける場面を選びそう。
悩んだ末、結局こちらのアプリコットサンダーを買ったのでした。

こちらも公式サイトから

品番はオレンジ。だけど黄味は強くない色合いです。
実際に乗せると写真よりも黄みがかって見える、テラコッタオレンジのような色になります。
事前に情報の通り、色づきは薄めなので、ブルベの人でも黄みが出すぎないように調整して塗れそうです。

私の髪や眉毛はオリーブ系のダークブラウン、チークなどの赤味はローズ系を使っており、普段は全体的にブルベ色のメイクてす。
そんないつものメイクにこのオレンジを投入するとどうなるかというと…。

浮きます。

ブルベメイクなのに目元だけイエベ?って感じになります。

だけど塗ってみて、そこがいい!と思ったのです。
アイシャドウとチークの色味が違うので、互いの色が強調されて薄塗りでも立体感が出て、ナチュラルカラーだけどメイクしている感が出ます。
目元だけイエベにすることでそれが顔の中での外しになって、遊び心のあるこなれたイメージになります。

ラメの質感が自分に合ったのも大きいかもしれません。
浮くけれども決して下品にはならず、外しになってくれる絶妙なパレットでした。

もし黒髪だったら、このシャドウは合わなかったかもしれません。
ダークカラーとはいえ染めたことで、似合う色やデザインが微妙に変わったことも大きかったです。
(黒が前より似合うようになったり、前よりかっこいい寄りのデザインがしっくりくるようになった)

パーソナルカラーは絶対ではないけれど、顔に近い部分、ましてや顔の上には似合う色を合わせた方がいい。
そう思ってコスメを選んできました。
でも、似合う色からあえて少し外した色を顔のアクセントに持ってくるのもありだとわかって、雷が落ちた気分です。

メイクもファッションも、トータルで制服化したい

これまで、毎日のメイクはほとんど同じでした。
予定に合わせて濃さを変えたり、その日の気分に合わせて手持ちの2種類のアイシャドウを使い分ける程度。

でも、メイクには顔を美しく見せるためだけにするのではなく、様々な色やデザインを乗せておしゃれを楽しむためにすることもできる。
服やアクセサリーといった全身コーデに合わせてメイクを変えたら、もっとおしゃれの完成度が上がるのでは?と気づきました。

メイクが好きな人からしたら、その日のファッションに合わせてメイクを細かく変えるのは当たり前かもしれません。
でも、今まで私にはその発想がなかったのです。

私服の制服化。
手持ちの服を減らし、毎日の服装ををパターン化することは、私が目指すファッションの形です。

メイクはいつも同じだったから、これまでもメイクの「制服化」はできていたといえます。
けど私が目指したいのは、ただミニマルなだけではなく、毎日100点のファッションを楽しんでいられる制服化です。

服によって、合うメイクも髪型も少しずつ変わるはず。
毎日100点のファッションを楽しむために、化粧品にあえてバリエーションを持たせ、「この服にはこのメイク!」という軸を一つ作ってみたい。

買う前は、アイシャドウひとつでこんなに発見があるとは思わなかった。
まさに雷が落ちた体験でした⚡️

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