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エクバあれこれ・「数」をやる前提条件

noteの効果が早速現れ始めました。新しい課題が見えたということは、前提の課題をクリアしたからこその発見ですよね。どうも、オム吉です。

今回は、前回記事の続きみたいな位置付け。「数」がどうして大事なのかは理解したけど、「数」やろうとすると疲れてしまう!そんなあなたに向けた記事。こちらも自分の経験則からなので、しばしのお付き合いを。

1.経験談

僕は前回も軽く話した通り、色々な理由から他の人よりは自由にガンダムへの時間は割きにくいという状況でした。でもどうせやるなら上手くなりたいし、強い人ほどお金の消費を抑えつつ長く遊べる、という仕組みのこのゲームは社会人、果てには家庭を持ってからの仲間内の趣味としてはもってこいだと思っていました。元々親から英才教育されたガンダムオタクだったこともあって、かなりキャラ数も多いこのゲームをやる気になるのにそう時間は掛かりませんでした。こういった背景もあって、大学在学中に最低でも銀プレなり養分脱出を目指して、社会人になってからも続けて上手くなりたい。もしもそれが忙しくて難しくても、そこそこで遊べるくらいの腕にはなろう。という目標を立てました。

しかしどうでしょう。前回も述べたように、限られた時間で上手くなろうとするとどうしても数が足りなくなってしまう。で、限られた時間で目標を達成するためには、教わったことを出来るだけすぐに反映していく必要がある。でも数の関係上なかなかすぐに自分のモノに出来ない(ここに関しては、前回お話した通りですね)。更に上手い人達が自分のためにわざわざ貴重な時間を割いてくれているから、その人達に少しでも成長を見せたい。加えて社会人になってからも、ガンダムに時間を割ける保証はどこにもない。だから殊更、最初のうちの簡単な課題で止まっているわけにはいかない。

こんなことを考えながらゲームしていたので、数をやると疲れちゃうんですね。具体的に言うと、身体の疲れというよりも心が疲れる。要するに、シワ寄せがメンタルに行ってしまうわけです。当然ですよね、まず一般家庭の出の人間がゲームばかりしているわけにも行きません。時間は等しく平等であり、その中で大学の勉強に日々の費用のためのバイト、人付き合い。更に就活に恋愛に…とやることは様々です。そんな中でガンダムも上達しようとすれば、時間が限られてくるので試合数も犠牲になってしまう。そうすると、数が出来なければ目標達成速度も連動して遅くなっていく。結果として高いところにあるままの目標と自分の腕前の現実、というギャップが手元に残り、そのシワ寄せというのは心に現れてしまうわけです。

そして心あらずな状態でガンダムをしても、元々考えてゲームするタイプのプレイヤーは当然勝てるわけがありません。普通の状態でも勝てる数が少なくてつまらないのに、更に勝てないなんて状況になった日には「本来楽しむはずのゲームで、どうしてここまで苦しい思いしながらやってるんだ?」となるわけです。その結果、作品から離れたことも何度もありました。離れたということは、つまりこなせる戦数は更に減っていってしまったというわけですね。

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離れている間何してたんですか、というとこれ。当時はディシディアとガンダムを交互にやってました。このゲーム、最後はだいぶオワコンと化してましたが。

これが、僕のしくじり談です。

2.どうすればよかったのか

これには大きく分けて3つあると思っています。

①「数」をやらなければ上手くなれないシステムであることを理解する

これは前回の記事の通りですね。このゲーム、そこまで甘く出来ていない。試合中に考えることがたくさんあり、それぞれを全部そのままの状態でやろうとすると当然キャパオーバーしてしまいます。だからこそ数をやることで様々な考え方やセオリーを身体に染み込ませ、その課題の更新を頭でカバーするのが大切なゲームです。だから考えの介入度合いなどで個人差はあるものの、生半可な数では上手くなれる仕組みになっていない、ということをもっと理解するべきだったということですね。自分は最近ようやくこれに気づくことが出来ました。

②過去作品の存在

そもそもエクバシリーズだけで、初代から含めたら10年以上。更にVSシリーズというくくりでみたらそれ以上に続いています。もちろん作品ごとにゲームシステムや機体特性は別物と言ってもいいくらいに変化し続けているわけですが、やはり過去作からやり込んでいる方々は地力やゲームシステムへの慣れ具合が全く違う。要はそもそもエクバ慣れしている人が、上に上がれば上がるほど多い。そんな人達相手に、マキオンやそれ以降から始めたくらいのペーペーでは当然なかなか敵いにくいし、基礎の差も大きいというわけですね。この差は、①にも繋がってくる話ですよね。

例えば、オンライン猛者な僕の先輩はフルブ家庭版で大体4万戦やったって言ってました。これ、既に僕の総戦績の2倍。そう考えると果てしない。

③目標を高く設定しすぎない

これ結構ありがちなんです。特に、自分で言うのもあれですが僕はクソ真面目であり、そんなタイプの人間ほど起こりがちです。自分がこうありたいという理想が高すぎて、結果そこと自分の現状とのギャップに悩んでしまうわけですね。それに目標期間までもが設定されてしまってはさあ大変。もれなく僕と同じルートを辿ることになるでしょう。

また、これに関しては昨今のガンダムYouTuberの流行りもあると思います。その方々が悪いとは決して言わないし、何ならゲームの流行を更に広げていてむしろすごいとは思うのですが、やってる方々って冷静にほとんどがめちゃくちゃ強いプレイヤーなんですよね。全国出てたりオンラインの猛者たちだったり。だからその人達のプレイングも当然上手くて、それと自分を比べてしまった結果しんどくなる、なんてのもありがちです。

上手い人の動画を見すぎると調子悪くなるタイプでした。そういう人は特にこの項目要注意。

自分の例で言えば最終目標を持つのはモチベのためにもよかったと思いますが、目標期間を設定したり、目標更新が早すぎるのはよくなかったのかなというところでしょうか。

3.まとめと現状

というわけで、数をやるための心構えも必要ですという話でした。

このゲームって格ゲーとかに比べるとかなり敷居が低めとは言いますが、それでも歴史の分だけ積み重なっているものも多いし、おまけに2on2の3D対戦アクションゲームというのも更にその拍車を掛けています。だからこそ焦らずじっくりと数を重ねて、染み込ませていくのが大切な要素なんですね。

自分の現状はと言うと、最近ようやくこれに気づくことが出来てからは少し気持ちが楽になりました。まぁ当然課題が出来ずに負けたりすれば悔しさもありますが、少なくとも出来ないことで過度に病んだりする頻度は減ったと思います。いい意味で諦めが付いたと言うか、「まぁ出来なかったら数やって慣れていくしかないよな~焦らずやろう」という思考にシフト出来るようになりました。でもこうやってゲームに長く付き合えるほうが健全だし、長期的には却って効率よく上達もしていけると思うんですよね。結局はゲームだし趣味なので、そこを踏まえた上で長く楽しんだり上達していけたらいいなぁと思います。

次回は最近のクロブから気づけた自分の新しい課題や、現状の再確認をしたいと思います。慣れで解決しなければいけない要素なのか、あとは課題の優先順位付けなども。まだまだ課題だらけですが、少しずつ形にしていきたいですね。

それでは。


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