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Mr.Childrenのニューアルバム『miss you』で勝手に感じてる同世代感

先生から、栄養と休養と運動の三つ巴が、ぐるぐるだんだんに大きくなって、子どもたちは成長していくのだ みたいな話が、高校の保護者会であった(あれ?勉強どこ行った…)。なるほど、よく食べて、よく寝て、部活ばっかりやって、デカくなってきている。確実に。

一方、こちらは食べればすぐ胃がもたれ、遅く寝たのに明け方目が覚め、なんだかんだとろくろく歩きもせず…で、そりゃおなかはすかず、眠くもならず…の縮小三つ巴まっしぐら。起きて、ご飯作って、仕事して、ご飯作って…いつもどおり生きているけれど、ずーっとうっすら疲れている。定位置に戻さなかったものは二度と見つからず、人の名前もパスワードもなかなか出てこない…

そのくせ生きてきた時間はまあまあ長いし、経験してきたことはまだ忘れてないので、世の中の矛盾は気になる。ちょっと先の予測がつく。下の世代の危うさも見える。ぼんやりしているように見えて、眼だけがギラギラしている。あれもこれも口を出したい。イライラする。まだやれる…

でも彼らは、未来の担い手 人のかたちした光 で
何にしばられるでもなく 僕らはとこへでも行ける と思いこみ
ナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばし、果てしない闇の向こうに手をのばそう としていて、
ちょっと待ってと言われたって、どっち行くんだ問われたって、答えはいつも風の中 なので、

われわれは、一歩踏み出そうとして、口を出そうとして、でもParty is overなのかな…?と、躊躇してしまう。でもスキルは尚も健在、まだまだいけんじゃない?とかも、思っちゃってるけれど、行ったり来たりゆらゆら燃えるメンタルを抱えながら、まあこれもいいか、と日常の小さな幸せをありがたくかみしめたりして。

とんでもない光を掴んで、まばゆい光を放っている彼らにとっては、その揺れはとても大きいのかもしれないけれど、アルバム「miss you」は、似てる仲間がここにもいるよ と、ふんわり包んでくれるようです。
勝手に感じる同世代感。ご迷惑でしょうか 笑。

(それはそうと、ホールがぜんぜん当たらなかったので、この「miss you」の歌たちを、うなづきすぎながらしっとり味わうのは無理そうなのですが、またドームとかスタジアムで、はしゃぎたいものです!!)

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