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ZINE アカミミ

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ライフステージの変化やライフスタイルの違いにもビクともしない、丈夫でしなやかな「最高にごきげんな暮らし」のために、一人の時間をきちんと持てて、自然に力を貸しあえる、そんな理想の家… もっと読む
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#暮らし

仲良くなくてもいい

明言しておきたいのは、私たちは「なかよくあるべきだという同調圧力」が苦手だということで、僕たち夫婦はニコニコ社交的であることにすぐ疲れてしまいがちだ。 「なかよし」「アットホーム」というのは良いものと見做されがちだが、かなりコミュニケーションコストが高いものだと考えている。なぜなら、そうした仲間意識は集団内の暗黙知とでもいうような、明文化されていないルールを「察するコスト」をメンバーに強いるからだ。 一見うまくいっているような組織でも、なぜだか新規メンバーが定着しないという

アカミミハウス

なんの価値も見出せそうもないものを愛でるためのユニットをつくろう。そうやって、最初からよくわからないものとして「零貨店アカミミ」というのを夫婦で始めた。 特に活動実績はないので、なにを始めたんだといわれても困る。「アカミミ」とはアティチュードなのだ。アカミミ的態度で生きることが肝要でそういう意味では毎日が活動なのだ。そのくらいのものとして僕らは「アカミミ」という活動を始めたし、いまも続けている。 そして今、みんなで支えあって一生ごきげんに暮らしていくための仕組みと場所=「家」

家を育てたい

時間のある方は、まずは上のページを読んでほしい。 時間のない方のためにざっくりと言うと、僕はライフステージの変化やライフスタイルの違いにもビクともしない、丈夫でしなやかな「最高にごきげんな暮らし」のために、一人の時間をきちんと持てて、自然に力を貸しあえる、そんな理想の家をつくりたいと考えている。「夫婦」「親子」「友達」といった枠にとらわれないで、それぞれがのびのびと暮らせる、そんな家を。 概要については冒頭のリンク先にまとめているので、そちらを読んでほしいのだけれど、そし