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2022年3月 イポー・ペナン・キャメロンハイランド旅

先日2泊3日で旅してきました!

観光的な旅行は実に何年ぶりか…。友達の車でドライブしながら、つかの間の非日常。とっても楽しかった。写真もりもり、旅行気分のおすそ分け。

旅程

1日目:セランゴール→イポー→ペナン、ペナン泊

2日目:ペナン→キャメロンハイランド、キャメロンハイランド泊

3日目:キャメロンハイランド→セランゴール、帰宅


1日目:出発~イポー、街歩き

土曜日の午前6時に友達に拾ってもらい、いざイポーへ。ドライブは高速で約3時間。

イポーに入ると景色が変わるので窓の外を見るのも楽しい。(写真はないけどBatu Caveのような巨大な岩山…?が増えてきて、時には壮大な山肌が迫ってくる。車内からでも自然の雄大さを感じられてリフレッシュ。(非日常に飢えていた)

↓高速で見られるIPOHマーク。これを見るとここまで来た~!とテンションがあがる。

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イポーで友人を1人拾って朝ごはんへ。

好きなFish Cake(練り物)を選んで食べるCurry Mee。普段食べているCurry Meeに比べてスープがどことなくあっさりしていた。スープもおいしかったけど、練り物がとっても美味しくて驚いた。

マレーシアの練り物、そこまで美味しさを感じたことが少ないので少な目にしたんだけど練り物だけ追加で頼みたいくらいだった。

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お店はMee Kari Mat Jasakってところ。

その後古い町並みの散歩へ。木陰で涼しく素敵な場所だったのにろくな写真がない!笑

別の小道は土産物屋が並んでたり、観光客でごったがえしてた。

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今回初めて見たデザート「アイスボール」↓

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KL、セランゴールでは見たことなかったけど、イポーとペナンではよく見かけた。

固めたかき氷にシロップをかけてカラフルにしただけ、ではある。インスタ映えのデザートだ。でも写真よく見てほしい。テニスボールくらいかと思いきやその二回りくらい大きい。(この写真ほぼ手のひら等身大)

ひたすらガリガリかじっていき後半は溶けたシロップを飲むようになる。量が多いのでシェアがおすすめ。

1日目AM:ペナン、Kampung Agong

友人がTiktokで仕入れたインスタ映え観光地。

レストランや屋台情報もそうだけど、もう皆FBもインスタも放置で時代は完全にTiktokですな。ほとんどの行先がTiktok情報源で驚いた。

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入場料は大人一人RM10。支払い現金のみだった。

中には飲食店などはないので、道すがらお昼ご飯を調達した。クランタン料理屋さんのNasi Dagang。(でもNasi Dagangはトレンガヌ料理だっけ?)

私はNasi Kerabuが好きなんだけど、盛況だったのか売り切れてた。

サラワクの次にクランタンが好きなので州旗マークみてちょっぴり嬉しくなったりした。次帰国したら実家にしまってあるクランタンTシャツ持って来よう…。

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Nasi Dagangはこんな感じ。さすが東海岸料理、唐辛子入ってても全然辛くなくて甘口だった。友人が持参した手作りサンバル・ブラチャンと合わせて食べた。

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ちょうど稲作はオフシーズンだったけど、これが青々とした田んぼシーズンだとより気持ちがよさそう。写真スポットも多くて結婚式の前撮りしている人もいた。馬と触れ合えるコーナーがあったりホームステイもあったり、楽しい場所だった。

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気になる方はHP↓見るとよりイメージが沸くかも。FBやインスタでも映えてる写真はたくさん上がってるよ。

1日目PM:ペナン、Batu Ferringhi

夕方にペナン島へ到着。

橋を渡ってる時に、魚かイルカか海の水面でバシャバシャ水しぶきがあがってる箇所があった。イルカじゃない?と話してたけど姿は見えず。なんだったんだろ。

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本当は海辺で夕日を見る予定だったんだけど、渋滞に巻き込まれて間に合わず。海辺のスタバでコーヒーを買い、真っ暗な中コーヒーを飲んで夕飯へ。

道路端のApom Balik屋台。友達にApom Balikラバーがいるので立ち寄った。夕飯前なのに皆フラペチーノ(大)や屋台スナックやらパクパクよくお腹に入るなあと関心した。

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夕飯はこれまたTiktok情報のおすすめ屋台。とっても混雑してた。コロナが怖いので集団から離れた一番外側に席を取って食べた。

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これが噂の名物料理!海鮮と練り物の…チリソースがけ?

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これは驚きの味か?と思いきやお味は見た目そのまま。イカとエビの素揚げ、練り物とチリソース味。うむ。

それよりも私たちが盛り上がったのはその値段。この一皿でRM53。私の予想はRM15くらい?RM20はせんでしょう…と思ってたし、そう思ったからこそRM50紙幣1枚で足りるっしょ、とレジに並んだんだけどね。

「海鮮が入手しづらい地域だから」らしいけど…。RM53のうちイカ1杯がRM18。あとはエビが2尾。見えるところに値段書いてなくって「完全にぼったくりじゃん!」「2度目はないわー」「いやこれで本当にRM53??」と皆で笑いながら食べた。

そして後からきて隣のテーブルに座ったマレー系のお兄さん3人が、私たちの2、3倍くらいの量を買ってて。。いくらか気になって声を掛けたらそちらはRM100オーバー。お兄さんたちも苦笑い浮かべてたのが可笑しかった。

練り物と一緒に買った赤貝焼き↓

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これは美味しかった。でも実は屋台の貝だし、後からお腹壊さないか気になった。まあその時は友達も道連れだ、ちゃんと焼けてて大丈夫そうということで完食。ソースはチリソースと酸っぱいソースの2種類だったけど、塩とか醤油が欲しくなった。そしてLucky me、お腹が下ることはありませんでした。

この後ホテルに戻ったのが深夜12時頃だったんだけど、辺りのバーやパブが盛況で駐車スペースが見つからず。同じ路地を5、6周グルグル回る羽目になった。

勿論マレー系の友達は飲み屋さんには行かないので眺めるだけなんだけど、お茶目な友達が「よっしゃ、店には入れないからこっちは車でハラルクラビング(Halal Clubbing)だ!」って飲み屋の横を通る度にスピード落として、窓を開けて音楽に乗って車内で踊ったのが楽しかった(笑)

2日目AM:ペナン、ジョージタウン街歩き

翌日はペナンの街歩き。

予定していた中華系ムスリムのChar Kuey Teowの店が急遽お休みということで、ハラルDim sumへ。

正直ハラルDim Sumの思い出といったらその辺のナイトマーケットで売られてる、鶏肉が固くなっててボソボソ、どれを食べても同じ味な印象しかなく。「ハラルDim sumか~」と微妙な気持ちだったけど、これがなんと豚の点心に負けないくらい美味しくて驚いた。

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この店のDim Sumはふわふわで柔らかく、中のエビもぷりぷり、ジューシー。鶏だろうが豚だろうが美味しく作ればここまで違うのかと思った。とびっこが乗った「スシ味」や「トムヤム味」、「ソルテッドエッグ味」に「チキンOtak Otak」なんて変化球も沢山あった。

中でも普通の鶏肉シュウマイ、エビ入りシュウマイが美味。ソルテッドエッグは思ったほど悪くない。私はそこまでではなかったけど、友人はトムヤム味がめちゃ美味しいと言ってた。魚入り・魚ベースのブラックペッパー味は正直微妙!シュウマイ型なのにかなり柔らかく、触感にペースト感があって私の好みではなかった。

ちなみにここでChar Kuey teowも頼んだけど、悪くなかった。中華系が作るのとは違ってチリソース味が濃いけど、うまい具合に焦がし風味が効いてて美味しかった。

お店はここ↓ Dim Sum Velet。建物2階に上がって食べられる。窓や外の景色が昔っぽくてこれまた良い写真スポット。

その後周囲をちょっぴり散策して、デザートにチェンドルを。

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このチェンドルはDim Sumと同じ通りにあった。有名らしくて行列ができてたけど、うむ、味は普通だったかも。甘すぎず氷多め、量多めだった。

2日目PM:イポーでMandi Sungai

暑すぎてキャメロンハイランドに行く前に急遽水浴び(Mandi Sungai)することに。ナイスなロケーションが近くにあったのでそこへ。

入場料RM5、トイレとシャワー付きの川&温泉。

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まあ温泉は大きめスペースは水が入ってなくて、小さなスペースは既に人が使っていたので確認できなかったけど。

川は浅くて冷たすぎず、座ったりなんとなく寝そべって涼むのに丁度よかった。水に浸かって、途中で買ったカットフルーツ食べてまた水に浸かってのんびりした。

でもこの川、全体的に流れがちょっと急で岩が多め。流れが急だから浮き輪やボールが次々上流から流されてきてた。そして水中は砂が舞いまくってて、川から上がったらポケットというポケットに砂がパンパンに詰まってた。

ちなみにシャワー、無料だけど途中で水が出なくなったりした。金属っぽいにおいがしてパイプが錆びてるのかと思ったけど、もしかしたら温泉水のシャワーだったのかも。ちょっとあったかかったし。

ちなみにこの川の写真を日本の友達に見せたところ、「動物園の水浴びを彷彿とさせる」とコメントもらいました。確かに、日本の川遊び・海水浴はこんな茶色の水には入らないもんね…。面白くて笑っちゃった。

マレーシア来た時は私も「え、ここに入るん…」って思うこと多かったけど、今となっては「お!入れる川じゃん!やった!」としか思わなくなってたことに気づかされたな。

ちなみにマレー系の友達と行く場合の川遊び・水浴びは完全着衣。Tシャツ短パンで川に入る。着替えが面倒だけど、水着にならなくていいから楽ちん。こういう施設になっているところはトイレとシャワー設備があるので、そこで着替えられるよ。

2日目夜:パハン、キャメロンハイランド

川で涼んだ後は、沈む夕日を眺めながらキャメロンハイランドに登っていく。

道中、道端に建てられた小屋?で謎の液体を売っている人たちがちらほら。友人曰くオランアスリの人たちが蜂蜜を売ってる、ハリナシバチじゃない?とのことだったけどどうなんだろ。看板や値段なんかも一切書かれてなくて、そんなんで売れるのかなと思う。(少なくとも蜂蜜ってわかれば欲しい人はいるんじゃないかな。)

みんな自分たちでハチ飼ってるんだろうか、それとも森で採集するんだろうか。ハリナシバチなら飼ってるのかもしれんな。。液体の色も黒いのと黄色い蜜と何種類かあったけど、どうやって入手してるのか気になった。

更に登っていくと空気がだんだん涼しくなってきて、日が沈んだら上着が必要なくらい。というか息がちょっぴり白くなってた。

この日はお花がたくさん植えられたメルヘンなホテル泊。ご飯は併設レストランでスチームボート。

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背景がメルヘン過ぎたのか、この庭園で自撮りしたらZoom画面みたいに自分が浮いてみえて面白かった。

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↑右側の建物がシャワー・ベッド付きの通常仕様の個室。左側のカラフルな小屋になってるのが素泊まりというのか…トイレ・シャワーは共有でより安いお部屋。今回は人数が多かったので建物泊だったけど、友達によるとこのカラフル小屋泊も良いらしい。でも朝方はかなり冷え込むって。ちょっと面白そうだから機会があればそっちにも泊まってみたいな。

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そしてこぼれ話。

外観はおしゃれだったけど、泊まった部屋のシャワーの電気が夜に切れて、ホットラインに電話するも営業時間外だから電球交換は明日の朝!と冷たくあしらわれたのはマレーシアだった。

ちなみに「最短で明日の朝8時」「朝8時ね、わかった。8時に来るのね?」「うん、8時ね」と電話でやり取りしたけど、勿論誰も尋ねてこなかった。そうだろうと思ったよ。

3日目AM:キャメロンハイランド、朝食&いちご狩り

3日目の朝は白もやに包まれていた。というか雨が降ってきて冷え冷えだった。冬の入りの朝みたいに空気が冷たかったな。

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上着を持ってきてなくてショール1枚、前夜の肌寒さは乗り切れたけどこの寒さにはやられた。友達に上着を借りました。薄手のものでもあるのとないのは全然違う。

キャメロンハイランドに行くときは絶対上着、長ズボン用意しておこう。こたつでアイスのように、完全防備・ぬくぬくして涼しさを満喫したかった。

最終日の朝ごはんは「Nasi Lemak Sambal Strawberry」

キャメロンハイランドの登り道に「ナシラマ・サンバルイカンビリス・ストロベリー」という看板があり、「ストロベリー味~??美味しいのか~?」と車で大騒ぎ。食べてみました。

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いちご入りサンバル、いちご入りイカンマシン、そしてこのいちご入り干し肉(名前忘れた)。結論からいいますと、普通に美味しかった。

なぜなら、イカンマシンに入ってる大粒のいちご↓が甘いのを除いて、いちご感は皆無だったから。普通に美味しいナシラマとして食べました。アヤムゴレンも熱々で中まで味がして美味。

でもこれでRM15だったので、次は普通のナシラマ(RM10以下だった)を食べると思う。

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これは友人が食べたご飯。またしても名前は忘れた、でも見たことあるぞ…このご飯。これもサンバルストロベリー味だった。

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ちなみにこのレストランのスコーンが滅茶苦茶美味しかった。

スコーンに詳しくはないので何がどう美味しかったのかを説明できないんだけど、次も絶対に寄って買うレベル。

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食べたのはここ。Opah Strawberiesのレストラン。

そして噂のいちご狩り

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かごの半分、500gでRM30、超過分は別途チャージされるシステム。ひとつの農園にいちご畑(ビニールハウス)が何か所かあって、なり具合の良い畑に案内されてそこで収穫。

日本にいた時は実家の庭に生えてたから身近だったんだけど、マレーシアだと滅多にお目にかかれない生えた状態のいちご達。

それにしてもなぜマレーシアのいちごは酸っぱいのかな…。日本の品種とか植えられないんだろうか、などと思ったり。全体的に酸っぱかったけど、中にはちょっと甘いのもありました。道端の屋台や土産物屋でディップ用のチョコレートを売ってるので、それに付けて食べた。

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キャメロンハイランド、いちごだけじゃなくて高原で育てた野菜や花も売ってた。お花、ひまわりとガーベラでRM20のを購入。家に持ち帰ってしばし旅気分を延長した。

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本当は最後にBOH TEAの茶畑にもよる予定だったけど、あいにく休園で次回に持ち越し。まさに避暑地、楽しかったのでまた行きたい。

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ちなみに…今回の旅行で「あったらいいな」と思った持ち物を別noteにまとめました。とにかく暑かったことに重点を置いたリストです。よければ。





私のnoteで何か発見があったり、考えるきっかけになったり、純粋におもしろいと思ったり。投げ銭せずにはいられなくなった時、よければどうぞ!