行き過ぎた合理化が創った独身至高主義のあつまり
こんばんは。
1人で見たこともないような美しい海岸の絵を描きあげること。
2人で、よく分からない青いラクガキを創ること。
お題は"きれいな海を描くこと"
2人で絵を描くことはきっと楽しくて、駄作だと100/100人に言われても、多分ヘラヘラ笑っているでしょう。
1人で完全なる大作を描きあげれば、自他ともにきっと評価される作品として残る可能性もあります。
どこかの展示会に、持っていきたいと言われるかもしれません。
なんだか、夢がありますよね。
しかし。
この完全なる大作を作るために、それぞれが自身の殻に閉じこもり続けているのが現代という時代です。
2人で創って質が落ちるなら、1人でやる。
交際して生活水準が落ちるくらいなら、独身でいい。1人がいい。
そんな発想や振る舞いの連続が、晩婚化のみならず、孤立する流れを作りました。
不完全になれば、ネットでいいねが貰えないからです。いいねが貰えないと、惨めさを感じてしまう女性がたくさんいるようです。
かわいそうに、と感じますが、そんな女性が増えていることの証拠が、男性の生涯未婚率の上昇です。
1-1で交際するため、女性の非交際率が、男性のそれとも相関することが分かると思います。
男性としては、給料がいいし、セックスに困ったりはしないから、次の連休に温泉旅行に行こう、と颯爽と新幹線に乗り込めるわけです。
乗ってみたかったビジネスクラスにも乗れました。とても楽しい。
この流れを誰も否定することはありません。
それを否定することは、時代を否定したり、自身が楽しかった経験に異議を唱えることです。
あなたは、どう感じますか?