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つれづれ日記(9月11日~20日)

9月11日(月)晴れ、秋の匂い

水面に映る月、風流ですなぁ

デスクワークののち、取材同行で椿山荘へ。
“四季”ではなく、季節を7つに分けている椿山荘さん。自然と共存してきたからこそ表現できる美しさが味わえるTOKYO MOONは、思わずため息が漏れるほど幻想的。都会でせわしなく生きる人には、こういう息抜きを積極的にしてほしいなと思う。
これを読んでるいまのあなた、ちゃんと呼吸してますか? わたしはお仕事してると、気付かない間に呼吸してないことがあって。何をそんなに力むことがあるんだろうね。肩の力、抜いてこうぜ。

9月12日(火)晴れ、ちょっと涼しい
デスクワークの日。打ち合わせもりっと。
初めましてのカメラマンさんに過去作などを見せていただく。その方の好きそうな写真、自分の好きな写真、なんかいろんなことに気づくから面白い。わたしはちょっとフィルムっぽいやつとか、反対に色がぱきっとしたやつとかが好きみたい。写真でその瞬間を切り取る能力のある人、羨ましいなぁ。

9月13日(水)晴れ、全然暑い

今年初ブーツな足元

デスクワークしたり、市場調査に行ったり。
昨日ですっかり秋気分になったのか、ブーツなんか履いて出かけたのに全然暑くて撃沈。おしゃれは我慢とはいうけれど、それにしたって暑すぎた。
夕方はSHISEIDO THE STOREのinouiさんプレス体験会へ。ちょっと深めの赤いカラー=インウイ レッドが素敵。「“自分美”を引き出す」というコンセプトの通り、美容成分がたっぷり使われていたり、カバー力はあるけど厚塗りにならなかったりと、うれしいアイテムばかり。個人的なおすすめは化粧下地とハイライター、アイブロー(先週すでに予約済み)。季節の変わり目は新しいコスメが出てきてわくわくする。そのあとは三越のGINZA COSME WORLD NEXTへ。様子を見に行くだけのつもりが、気付いたら買い物をしていて我ながらびっくり。Lypo-Cのストックと新しく出るC+Dのやつ、あとはSISIでクレンジングとシートマスクを購入。どれも必要経費ではあるけれど、誰かこの散財癖を止めてくれ…
夜は某ファストフード店の一件に心を痛めた友達と、急遽集まって韓国料理。何人もいるスタッフさんの、たった1人の間違った判断でしたことだったとしても、やっぱりちょっとね。もうあのお店の存在ごと忘却の彼方に押しやりたい気持ち。

9月14日(木)晴れ、暑いけどちょっと風がさわやか
デスクワーク、時々打ち合わせ、夜はヨガへ。
最近「好きなドラマはなんですか?」と聞かれることが多い。ドラマというコンテンツ自体が好きなため、毎クールだいたい20本近いドラマを観る。そのなかでどれが好きかって、意外ときちんと考えたことなかったかもしれない。たぶんそれは大体のドラマが全10話ほどあって、この回は最高に面白いな、というときと、今日はなんか違ったな?というとき、両方あるからだと思う。だから、「このドラマが好き」がはっきり決められない。
ただ、今季でいえば間違いなく今日最終回を迎えた『ハヤブサ消防団』は楽しみに観ていたし、実際終わり方もすごく好みだった。好きと嫌い。なあなあにせず、きちんと意識したいな。

9月15日(金)雨、土砂降り、雷、じめじめ
デスクワーク、時々打ち合わせ。
いわゆるゲリラ雷雨に見舞われて、お仕事してるときにふと窓の外を見たら、一寸先は白だった。本当に真っ白。雨の音がざらざらと窓を打つ。白くてうるさいって結構怖いよね。早めに店仕舞い。

9月16日(土)晴れ、夜は涼しい

ステンドグラス、好き

那須へ旅行に。
1日目の朝は4時半に起きて、6時には家を出た。もう朝方って暗いんだ、とちょっと切なくなる。車で向かって、まずは有名なパン屋さんへ。ランチには早い時間なのに、満員電車のごとき混みっぷりに面食らう。あと、4歳くらいの男の子が低い棚に置いてあるパンのチョコの部分を素手で触っては舐めて、というのを繰り返していてさらに面食らう。親は「ダメよ」と言うだけで手も繋いでいないし、ほとんど見てもいない。ああいうのって、どうすればいいんだろうか。「舐めてますよ」と教えてあげるべきなのか。ちょっとわかんなくて、でもその段に置かれていたパンを食べる気には全然ならなくて。難問に直面した土曜日。皆さんならどうするんだろう?
その後はステンドグラス美術館へ行ったり、河原でパンを食べたり、ハーブのお店でオリジナルのハーブティーを作ったり、ちょっと申し訳ないくらいに優雅に時間を堪能した。夜は栃木牛を使ったフレンチを食べて、温泉。至福。

9月17日(日)晴れ、やっぱ暑い

今年初のソフトクリーム

2日目の朝はのんびり起床して大きな牧場へ。遠巻きに馬を眺めながらソフトクリームを食べた。実は今年初めてのソフトクリームかも。自然の優しい甘み、牧場の香りに癒やされる。それからアウトレットへ行ってしばしお買い物。お気に入りブランドの1つであるFRAMe WORKでヘンプ素材のスラックスを購入した。仕事にも良さそうなので、たくさん履き倒したい。17時過ぎくらいに那須を出て、東京へ戻る。
コロナ禍の規制が緩和されて遠出がしやすくなったら、体調が良くなった、ように思う。いつもいるのとは違う場所へ行くのが好きらしい。次はどこへ行こうか。まだまだ行きたい場所も見たい景色も食べたいものも、いっぱいある。

9月18日(月)晴れ、とても暑い

夕日の線、実は三日月もいるよ

友人の家へ。久々に行った有明方面、空間が広くて家族連れがいっぱいいて、ゆっくり時間が流れている気がした。
タワマンはどっしりしてて余裕がある。自分が住むとなると逃げ場がない気がして高層階はちょっと苦手なんだけど、こうやってたまにお邪魔すると「住みてぇぇぇ!」ってなる不思議。近況を語らってYouTubeを観て、人の家とは思えぬ“くつろぎ力”を発揮した。いつもありがとうね。

9月19日(火)晴れ、夜は涼しい

そしてこちらは三日月のピザ

出先で急に読むべき本がなくなって、書店へ駆け込む。江國香織さんの新刊『シェニール織とか黄肉のメロンとか』が発売日を迎えていて、しかも「まだサイン本がありますよ」と。こんなん買わないわけいかない。
中学生の頃から幾度となく読んでいる江國さんの本。初めて読んだのは、母に勧められて買った「流しのしたの骨」、だったかな。余白が多い物語に触れて、なんだか大人になった気がした。その頃からずっと、江國さんの本を読むと海外に行ったような気になる。舞台が日本だったとしても。これ、きっと映画『冷静と情熱のあいだ』の記憶が原因な気がしている。あれの篠原涼子さん、本当に好き。
夜はいつも大変お世話になっているライターさんとご飯。恵比寿のこじゃれたピザ屋さんは、天井が高くて客層が多国籍だった。三日月の形をしたピザなどを食べる。話題は昨今世間をにぎわせているあれやそれやについて。自分の信じてきたもの…というと大げさなんだけど、いくつもあるアイデンティティのようなもののたった1つがぐらつくだけで、こんなにも不安になるんだなって。案外もろかった自分の精神にちょっぴり辟易しつつ、渦中の人たちの心境を思うと計り知れない。もう誰も不幸にならなければいいな。

9月20日(水)晴れ、時々雨、なのに傘を持たず…

加工アプリ、さんきゅー

デスクワークからのミートアップ。
自称人見知りなので、ミートアップのような場ではひっそりと隅っこへ行きたくなる。大人なのになーダメだなーといつも思う。そんなわたしに大人の方々が声をかけてくださって、お話ができて、お?ちょっとはコミュ力ついた??なんて思うんだけど、それはわたしではなくお相手の方にコミュ力があるだけというオチ。なんとか破りたい、人見知りの殻。
UNIQLO : Cのキャップが届いたので早速かぶった。素材がもこもこと秋気分なんだけど、さすがにまだ暑かった。そんでアプリの加工ってすごいなと改めて。


感情も自分の身体も、あっち行ったりこっち行ったりする1週間だった。決してアップダウンではない。

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