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会社辞めるわ!

 50代後半に差し掛かり、ずいぶん前から窓際に追いやられているのに気づき始めてはいましたが、ここ最近、「早期退職制度」が始まって普段なら気にも留めないはずなのになぜか輝いて見えてしまい(退職金に少し色もついていたのも動機かな)応募しました。

 まだ在職していますが、39年分の自分の棚卸をしている最中です。同期の連中も制度を使うやつ、続けるやつ様々ですが、一応に口をそろえて言うことは、50代あたりから、周りの若い連中との間にギャップができるようになった。当たり前なのですけど、10代の社員の親御さんより年行ってますから、同期の連中の会話が彼らにはわからないわけですョ。

 御多分に漏れず、自分の入社した時代はバブルっすよ。作れば売れる時代、新サービスがあればすぐに飛びついても儲かる時代で何処も人が不足している時代です。当時は、高卒でも引く手あまた。30代の後輩に「バブルってどんな感じだったんですか」と聞かれますが、製造業は、作って作って作りまくり、と答えています。ただ、今の仕事に少し違和感を感じています。

 こんなことを言うと今の時代問題なのかと思いますが、今の会社というか仕事のスタンスは「そこそこ」そこそこやっていればいい。定時で帰らないと怒られる。残業はしません。働き方改革。私思うんですけど、それでいい仕事できるのか?(今少し酔っています。居酒屋会話になってます。)ここからお得意の昔話スタートです。自分たちの時代は、バブルだったけど、やりたい仕事は、面白がってやっていました。自分が楽しければそれを買ってくれるお客さんも楽しいはず、だって同じ人間だもの・・・み〇を    自分が納得しないと買ってくれる人も納得しない残業とかそんなのどーでもいいから、とか言って遅くまで会社に残っていたし、24時間戦っていました。ブラックなんでしょうかね。やらされているのとやっているのの違いと思うんですけど、一律パーでブラック認定なのが今なんですよね。わかってます、わかってます。

 働き方で今の仕事に欲求不満を感じています。もっと爆発したいとかやり切った感が欲しいとかそこに「早期退職制度」光輝いて見えたわけです。ただね、棚卸しても自分の輝きが何かわからんのですよ。この年で再就職。無理無理。そこで思いついたのが自営業。これなら定年もないし、いいかもしれない。

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