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紙に書くことも時には大切

この時代では、小学生の夏休みの宿題がタブレットで支給されるらしい。
私が小学生の頃は、大量のプリントとドリルが配られ、よくプリントがなくなったと騒いで、親に怒られていたことを思い出しました。
そして、管理が雑な子は、宿題提出の際、プリントがぐしゃぐしゃになっている子などもいた気がします。笑
しかし、宿題がタブレットになったことによって、プリントをなくすことも、ぐしゃぐしゃになることもない。

これは、宿題をタブレットにしたことによって、改善されたメリットであると思います。
しかし、同時に私はちょっと寂しく感じました。

私が小学生の頃、丸文字という字が流行りました。今考えれば、あんな見づらい字をよく書いていたなと思います…。
今の子たちの中で、どんな文字が流行っているかは、分かりませんが、文字というのは、その人の性格がすごくわかると思います。

そして、私は、中学受験をしたのですが、その時、青ペンで文字を書くと覚えやすいということで、カレンダーの裏などにひたすら、青文字で単語を書いていました。今になって思えば、本当にそれがいい方法だったのか分かりませんが、書くことというのは、頭に入れる時に必要な作業だと思います。

私は、アナリストという職業柄、ほとんどの作業をパソコンで行います。
しかし、やはり頭の中にデータを入れたい時などは、手書きで作業を行う時があります。相手のアタックコースやレセプションの体系などは、紙に書くことがほとんどです。

大人になるにつれて、ITに触れる機会はどんどん増えていきます。
だからこそ、小学生の頃から、アナログに触れる機会を削ってしまっては、逆の嫌になってしまう子もいるのではないのかなと思います。

もちろん、ITが好きな子供は、好きなだけ触れていいと思います。
むしろ、職業上、IT好きな子が増えてほしいと思っています!

ただ、文字を書く機会がこれから減ってきてしまうのが、少し寂しく感じるだけです。

そして、手書きの大変さを知った上で、ITに触れることで、よりITの利便性を感じられるのではないかと思います。

そんなことを考えていたら、私はいつも宿題の提出日に必ず1枚はプリントを忘れていたことを思い出しました。

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