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抱っこ癖?

今 働いている保育園では リーダー保育士が 年輩の方々が多くて、なかなか意見しても話さえも聞いてもらえない状況でモヤモヤしながら働いています(°▽°)    年輩保育士だからという 偏見で物事をみないようにはしていますが…   なかなか話し合う時間を頂けないと、保育の偏りがかなり気になってきます。。。


皆様は泣いている子どもや赤ちゃんがいたらどうしますか?



まだ4ヶ月のお子様が ベビーベッドの中で遊んでいました。 泣き始め、だんだん声も大きくなっていきます。                明らかに眠たくて泣いています。

抱っこしてゆらゆら、すると安心したのか泣き止み…ウトウト…


「抱き癖がつくからおろしてもらえるかな!? 抱っこしたら、1人で寝れなくなるからベッドにおろして寝かしてて!」


ご指導を受け、ベビーベッドに再びお子様を寝かします、

もちろん 大泣き…

何もしてあげることができず、そのまま泣いて寝ていきました、、



3歳児のお子様 何が嫌だったのか、保護者の方と離れた時から涙していて リーダー保育士には 泣き止んでと声をかけられています。

わたしはそばにより抱きしめどうして泣いているのか聞きながら声をかけていきました…


「抱っこはしないでください 抱っこしていたら他の子が見れませんよね」「抱き癖もつきますんで!」

また突き放されたお子様は再び泣き始め    リーダー保育士のそばに連れて行かれました

  


うーん どうするのが子どもたちにとってより良い関わりなのかな…

悩みます


毎日保育園にいる先生 毎日会う先生     毎日ご飯をくれる先生

子どもたちは保護者から初めて離れた社会で初めて出会った 大人にすぐになれ保育園生活を  おくってくれます

子どもってすごい柔軟性 対応性がありますよね


それは大人(保育者)がどんな関わりをしていても 頼れる大人は目の前にいる大人        毎日受けている関わりを覚え それに対応していきます。


保育者はその毎日の関わりが、目の前にいる  お子様にどのような影響を与えるのか     ねらいをもって、関わり方を考えていかなくてはいけません

1年 2年のことではなくそのお子様の一生涯与える影響として…



さて本題に戻ります

抱き癖って 本当にあるのかな?

昔の子育てでは、子だくさんな家庭が多く   「抱っこしたら抱き癖がつき、あとあと大変になるから」と泣いても抱かずに泣いていることが日常だったようです。 

泣いても抱っこしないことにより子どもの自立をはやくする との情報もあったようですが、その理由は証明できなかったようです。


しかし、近年の研究により、抱っこ癖がついたらダメいう考え方よりも、抱っこすることが子どもの成長によい影響を与えると言われるようになってきました。

抱っこを好む身体的理由

泣いている赤ちゃんを抱っこすると泣き止んだ、という経験をたくさん耳にします、

お母さんやお父さん 信頼できる人と肌が触れ合うことで安心するためでもあるのですが、

赤ちゃんは身体の構造上、寝ている状態より抱っこされている状態の方が、好ましいことがひとつの理由と考えられています。

人の身体の重心は、成長にともない徐々に下に下がっていき、大人になると骨盤あたりにとどまるようです。しかし、赤ちゃんの頃は身体の重心がまだ心臓あたりの高い位置にあるため、    仰向けに寝ているとちょっとした動きでも身体は不安定に揺れ動いてしまいます。

この不安定さは赤ちゃんにとって不愉快なもの、ちょっとした刺激や動きがあると、不安になって泣き出すことがあります。 

重心が位置する胸のあたりをしっかり支えてもらえる抱っこは赤ちゃんにとって好ましい姿勢と言えるようです!

このような理由から考えると、赤ちゃんはぴったりくっついた状態になる抱っこが大好きなのですすね。


スキンシップは身体の発達に影響していきます

次に 乳幼児期にスキンシップをたくさんとることで、成長ホルモンの分泌がよくなったり、  消化吸収機能が高まる、脳神経の発達が促される、機嫌をよくして眠気をもよおさせるなどの効果があるとも言われています。

乳児期のお子様は自分で体がうまく動かせない分 わらべうたあそびやふれあいあそび    マッサージあそびを取り入れて、身体に優しい刺激を与ることにより、身体を動かす運動と同じ 効果が得られるようです。          だから赤ちゃんは疲れてよく眠れたりするそうですね!

自立心を促します

赤ちゃんは、

不安で泣く→抱っこで安心する

この流れの経験を繰り返すことで、お世話をする人に対して安心と信頼を得ていきます。    愛着関係がしっかり築いていきます。自分を守ってくれる人がいるという安心感は、新しいことに挑戦する勇気をもたらし、さまざまな経験をすることで早い自立へとつながっていきます。



抱っこなど肌と肌が触れ合うスキンシップが与える影響を学んだ上で、

子どもたちへの接し方を考え、向き合っていきたいですね!!





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