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【詩】シロツメの丘で

どこからか少女たちのはしゃぎ声
放り投げられたシロツメクサの冠は
あどけなさを残していた

今にも咲きだしそうな花のつぼみを見て
彼女たちは無邪気に笑っていた
傷つけないようにそっと指で触れながら

小川のほとりに流れ着いた桃色の花びら
大事そうにそっと掬い
アルバムに挟んで思い出の1ページに

手を繋いで輪になって
あの子たちは踊っていた
内緒話を囁き合うように瞳を輝かせながら

いつまでも いついつまでも



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