【エッセイ】アンネの日記について
私が初めてアンネと出会ったのはいつ頃だっただろう。恐らく、小学校2、3年生くらいだったと思う。どういった経緯でアンネの本を手に取ったのかは覚えていない。親に勧められたのかもしれないし、興味本位で読むことにしたのかもしれない。ただ、図書館で本を借りたということは確かだ。
アンネの日記は私にとって、「戦争と平和」を考えさせてくれた初めての本だ。子供向けの文章だったため、読むのは難しくなかった。だが、内容はとても悲惨で、戦争の残酷さをこれでもかという程突きつけられた。
アンネ・