【脳外科医が解説】-必須アミノ酸と脳の健康-

こんにちは、脳外科医のあみとです。

皆さんはタンパク質ってしっかりとってますか？

タンパク質って筋肉とかを作るのに必要なものって理解されている人も多いかな、と思うのですが
実は脳にとっても非常に重要なんですよね。

タンパク質は分解されて、アミノ酸という形になって身体に吸収されます。

このアミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸の2種類があります。

必須アミノ酸とは、体内で合成できないアミノ酸のことです。
体内で合成できないから外から摂取してあげる必要あるんですね。

これらのアミノ酸は、合わせて20種類ほど存在し、
これらの組み合わせによって、私たちの身体に存在する10万種類以上のタンパク質が合成されます。

さて、この食べ物が摂取する必要がある、必須アミノ酸には、
セロトニンの原料となるトリプトファンや、
抗不安作用があると言われているメチオニンなどが含まれます。
また、ヒスチジンは特に幼児の発達に重要であると言われていて、
神経機能の補助を行います。

脳を元気にするためには、適切な栄養素を摂取することが大切です。

グルコースは脳で使用できる唯一の栄養素と言われていますが、
実際には、タンパク質から作られる神経伝達物質なども十分になければ、脳は機能不全に陥ってしまいます。

タンパク質が豊富な食事を摂ることで、必須アミノ酸を適切に摂取することができ、脳内の神経伝達物質が産生され、脳の健康が保てます。

脳を元気に保つためにも、必須アミノ酸を含む食事を意識して摂取しましょう。

タンパク質を多く含んだ食事を始めて、脳の健康をサポートしていきましょう。

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現役脳外科医あみと が
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