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【脳外科医が解説】 ”頭の良さ”とは? -脳を最大限に使う方法-

「頭の良さ」とは?と聞かれたら、何と答えますか?

高いIQ? 学校のテストでの好成績? 確かにそれらは"頭の良さ"の一面を示すかもしれません。ですが、それだけが全てではないと、私たちはビジネスの現場で痛感します。

果たして、この"頭の良さ"はどうやって手に入れるのでしょうか?今回は、そのことについて解説していこうと思います。


まずは、"頭の良さ"について深掘りしてみましょう。"頭の良さ"は、単なる記憶力や知識量だけではない、それは確かです。脳科学が進む中、"頭の良さ"は注意力、集中力、判断力、創造力、ワーキングメモリーの広さ、マルチタスク能力など、多種多様な要素で成り立っていると考えられています。

これらの脳の機能を維持、向上させることが"頭の良さ"を育てる鍵となります。具体的には、新たな知識やスキルを積極的に吸収することです。新たな情報を学ぶことで、脳は新しい回路を作り出し、脳の全体の機能が向上するのです。

具体的には、どんな活動が有効でしょうか?読書であったり、講義やセミナーに参加することであったりと、方法は無数にあります。大切なのは、自分自身にとって新しいものを探し、積極的に学び取る姿勢を持つことです。

また、物事を深く考えることも大切です。問題に直面したとき、表面的な解決策を見つけるのではなく、その背後にある原因やパターンを探求することで、思考力を鍛えることができます。これもまた、"頭の良さ"を育てる要素の一つです。

新しい情報を学習することは、脳の神経回路を活性化し、新しい神経結合を形成します。これは新しいアイデアや洞察を生む原動力にもなります。また、脳の健康を維持するための睡眠、栄養、運動などの生活習慣も、"頭の良さ"を向上させる重要な要素です。


「頭の良さ」は天賦の才だけではなく、努力と経験によって育つものです。常に学び続け、深く考え、挑戦すること。これが"頭の良さ"を引き出すカギとなります。頭が良くなるのには年齢は関係ありません。今後機会があれば、具体的な学びの方法や、思考力を鍛えるためのテクニックなども詳しく紹介しますので、お楽しみに。自分自身の"頭の良さ"を磨いて、未来を切り開きましょう!


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記事を読んでくださってありがとうございます。

このnoteでは
脳外科医あみと が
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