元栃煌山の断髪式で、安美錦こと安治川親方に声を掛けられて、咄嗟に立ち上がった話。

少し前になるけれど、1/30に元関脇栃煌山の清見潟親方の断髪式に行ってきました。お世話になっている方からチケットを頂いて、招待されたのでその方への挨拶も兼ねて国技館へ。

国技館に行ったのはいつ以来だったか。恐らく2020年の11月場所以来のはず。(あの年は11月も国技館開催だった)

国技館に到着した時にはすでに幕下の取組は始まっていた。少し出遅れ。幕下上位の顔ぶれはいつもの事ながら中々面白い。


その後は相撲甚句を聞きながら、席でチケットをくれた方と話したり、清見潟親方に鋏を入れるたくさんの人を見ながら過ごす。(正直あの〇〇社代表...などのアナウンスをずっと聞いてる間は、かなりウトウトしてました)
流石に現役力士や親方が出てきた時には目が覚めたけど。

止め鋏が入る頃には、流石になんとも言えない気持ちになった。特別応援していた力士ではないけれど、1人の力士人生の集大成。色々な事があったんだろうなと勝手に想像してしまった。

もしこれがよく知る力士とかなら、俺も悲しくて涙を流すのかな。。とかね。鋏を入れる想像とかしてしまって。

そんなこんなで十両の取組後くらいに、2階でお馴染み焼鳥弁当を買って食べていると、その事件は起こった。

食べながら少し前方に安治川親方がいた。元安美錦と言った方がわかりやすいかな。怪我に悩まされながらも、多彩な技、類まれなるセンスで長きに渡って土俵を沸かし続けたレジェンド。

一般人か関係者かわからないけど、女性と話しながらこちらに歩いてくる。(あるいは絡まれていたのかも)。

「あ、安治川親方だ。。」くらいにして、あまりにガン見するのも失礼なので、弁当を食べていたら、なんとすれ違い様に声を掛けられた。

「いつもYouTube見てます」

俺はメチャクチャびっくりして、咄嗟に立ち上がって

「あ、あ、ありがとうございます」


と一言。会話はそれだけ。
そのまま颯爽と歩いて行かれた。。結構びっくりした。まさか安治川親方というレジェンドに認知されていたとは。ありがたいし嬉しいけど、恐れ多い。

もしかして角界でも俺のYouTubeってそれなりに認知されてるのかな。そうだとしたら、、発言に気をつけないとね。(まあ元々悪口とかはあまり言わないようにしてるけど)

まさかの出来事で、断髪式も楽しめたし、一石二鳥の気分でした。

安治川親方バンザイ。


終わり

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