日本モーリス・ラヴェル友の会

フランスの協会、モーリス・ラヴェル友の会 Les Amis de Maurice Ra…

日本モーリス・ラヴェル友の会

フランスの協会、モーリス・ラヴェル友の会 Les Amis de Maurice Ravelの日本の通信員。協会の活動やラヴェルに関する様々な情報を各種SNSで発信しています。(中の人)は近代フランス音楽愛好家。2010年東京→2022年金沢へ移住

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「ボレロ」裁判始まる—— ミステリのような"麗しき"事件

モーリス・ラヴェルの相続人は、《ボレロ》が2051年まで著作権が保護されるよう訴える。 莫大な”金”が絡む裁判—— モーリス・ラヴェルが作曲した最大の「ヒット曲」とも言える《ボレロ》。2016年、フランス国内では《ボレロ》を含むラヴェルのおよそ半数の作品の著作権が消滅しました。ラヴェルの代表作であるこの《ボレロ》を巡って、著作権の復活と延長を図ろうと、ある裁判がフランスで始まります。 以下は先日フランスで報道された新聞記事(ル・フィガロ紙、2024年2月9日付)を元に要約

    • ラヴェルのピアノの素描

      Maurice Ravel avec Luc-Albert Moreau, Hélène Jourdan-Morhange, Madeleine Grey, Germaine Malançon (Mme Boris), Jacques de Zogheb (?) 昨日4月17日にラヴェルに因んだ額装入りの素描(鉛筆デッサン)がフランスから到着しました。落札から受取まで1ヶ月かかりましたが、その間、向こうの運送会社にオークションハウスまでの集荷と梱包、DHLでの国際輸送を依頼

      • ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード5 「訴訟」

        日本モーリス・ラヴェル友の会では2016年5月よりフランス国内で報じられてきましたラヴェルの著作権や遺産問題について折に触れてきましたが、その時期、フランスのテレビ局やインターネット上で公開されましたドキュメンタリー映像《Qui a volé le Boléro de Ravel ?》(誰がラヴェルのボレロを盗んだのか)の監督であるファビアン・コー=ラール氏とコンタクトを取り、この映像作品の9章のエピソードの日本語訳の翻訳権を得て、2017年から2018年にかけて連載企画とし

        • ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード4「遺言書」

          日本モーリス・ラヴェル友の会では2016年5月よりフランス国内で報じられてきましたラヴェルの著作権や遺産問題について折に触れてきましたが、その時期、フランスのテレビ局やインターネット上で公開されましたドキュメンタリー映像《Qui a volé le Boléro de Ravel ?》(誰がラヴェルのボレロを盗んだのか)の監督であるファビアン・コー=ラール氏とコンタクトを取り、この映像作品の9章のエピソードの日本語訳の翻訳権を得て、2017年から2018年にかけて連載企画とし

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        「ボレロ」裁判始まる—— ミステリのような"麗しき"事件

          3月7日モーリス・ラヴェル誕生日

          🌸3月7日モーリス・ラヴェル生誕祭🌸 ㊗️ラヴェル誕生日149歳おめでとう㊗️ きょう3月7日はフランスの作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)の149年目の誕生日です! 149歳…「イヨク=意欲」と語呂合わせではないですが、今年1年間のラヴェルへの意欲、ラヴェルの曲の演奏に取り組む!ラヴェルの音楽を聴く!ラヴェルにまつわる知見を深める!など進めていきたいですね❣️🎂🥳 来年2025年は生誕150周年のアニバーサリーイヤーですが、きょうからカウントダウンで盛り上

          3月7日モーリス・ラヴェル誕生日

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード3「事故」

          日本モーリス・ラヴェル友の会では2016年5月よりフランス国内で報じられてきましたラヴェルの著作権や遺産問題について折に触れてきましたが、その時期、フランスのテレビ局やインターネット上で公開されましたドキュメンタリー映像《Qui a volé le Boléro de Ravel ?》(誰がラヴェルのボレロを盗んだのか)の監督であるファビアン・コー=ラール氏とコンタクトを取り、この映像作品の9章のエピソードの日本語訳の翻訳権を得て、2017年から2018年にかけて連載企画とし

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード3「事故」

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード2「戦時下のボレロ」

          日本モーリス・ラヴェル友の会では2016年5月よりフランス国内で報じられてきましたラヴェルの著作権や遺産問題について折に触れてきましたが、その時期、フランスのテレビ局やインターネット上で公開されましたドキュメンタリー映像《Qui a volé le Boléro de Ravel ?》(誰がラヴェルのボレロを盗んだのか)の監督であるファビアン・コー=ラール氏とコンタクトを取り、この映像作品の9章のエピソードの日本語訳の翻訳権を得て、2017年から2018年にかけて連載企画とし

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード2「戦時下のボレロ」

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード1「ボレロの誕生とラヴェルの死」

          日本モーリス・ラヴェル友の会では2016年5月よりフランス国内で報じられてきましたラヴェルの著作権や遺産問題について折に触れてきましたが、その時期、フランスのテレビ局やインターネット上で公開されましたドキュメンタリー映像《Qui a volé le Boléro de Ravel ?》(誰がラヴェルのボレロを盗んだのか)の監督であるファビアン・コー=ラール氏とコンタクトを取り、この映像作品の9章のエピソードの日本語訳の翻訳権を得て、2017年から2018年にかけて連載企画と

          ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード1「ボレロの誕生とラヴェルの死」