ある時は田宮良子、ある時は田村玲子


寄生獣の、敵キャラの一人。
パラサイトの存在意義を考え込んで、人間のこどもを生んでしまった人。

母性の塊系の母御のみなさんは、きっと鼻白むと思うのだけど、子育て初期に、

黙れ

だの

泣くな

だのという一言で(怒鳴りもせず)、こどもを扱っていたシーン。
実はあこがれたーーー
やってみたかったーーーー


そして四行省略。


結局田村(後半の名前)は子に情が湧いて、ある選択をするのだが、ここが泣けるんだよねーーーー

私も今、めちゃめちゃこどもが愛しい。

ああそうか。

私も冷血だ。

私もパラサイトの一匹なんだろうな。

でも、パラサイトでさえ母性は持てる。

ちょっとほっとしたりして。



というワケで、

この項、

謎を残して終了です。



※ 寄生獣

  作者は岩明均。

  出版社は講談社。

  1988~1995年に掲載。


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