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日常と、非日常

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#月刊人柱

明石白さま、だいすけさま

明石白さま

だいすけさまが読んでくださって、自分でも読んでた

説明が文しか出せなくて、窓が開けない時代の記事だよー

手直ししながら読んでた。

自分ながら面白いw←図々しいww

お局オープンリールに食わせよう

続き描くぞ多分

人柱の記者⑧完結

頭から読まれるかたのために↓

https://note.com/amisima7/n/n160375658dba?magazine_key=ma6bcad1442a1

前段は↓

https://note.com/amisima7/n/n505125e2e1ba

結衣は編集長会議を終え、月刊人柱編集部に戻ってきた。
次の号は春だという。
月刊って、毎月出すから月刊なんですよ?
総代には言わず

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人柱の記者⑦人柱からの生還4

頭から読まれるかたのために↓

前段↓

添付されていた資料にはこうあった。

タコ部屋労働の果ての死者が、弔われることもなく労働の場所に密かに埋められることも、広義に人柱と呼ばれていたようだ。
これは工事中、公にできる労働者が事故死した場合の、慰霊と鎮魂の思いの込められた人柱呼びとは明らかに一線を画すものである。
公の事故死者には、哀悼も慰労金もある。
だがタコ部屋労働者として連れてこられた者の

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人柱の記者⑥人柱からの生還3

頭から読まれるかたのために↓

前段は↓

https://note.com/amisima7/n/nf66a847313d9?magazine_key=ma6bcad1442a1

学生時代、映像研にいたので、あたしはオープンリール扱える。
人柱に関する情報かもと思ったので、リールセットして回してみた。
案の定、インタビューテープだった。
キュルキュルキュル。
たるみが巻き取られ、音声が出てくる

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人柱の記者②

頭から読まれるかたのために↓

https://note.com/amisima7/n/n160375658dba?magazine_key=ma6bcad1442a1

室内は閑散としている。
総勢何人なのかもよくわからない。
編集長の名は、猪子石(いのこし)結衣。
女性だろか。
編集長デスクの前に四個からなるデスク島。
小ぶりの会議机、来客用か?長椅子。
後は書類キャビネット。
ロッカー。

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人柱の記者①

人事異動で「人柱」行きとなった。
別に社屋の下に埋められる訳ではない。
月刊えろすから、月刊人柱に移動になったということ。
どんな編集部なんだろう。

えろすはよかった。
谷口さんの気に入るように、企画を立て、依頼し、原稿を取り、校了すればいいのだから。
編集長は変わるけど、谷口さんは変わらない。
だから谷口さんに排除されない限り、職を失うことはないと思っていた。
ところがである。
新しい編集長、

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