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うまくいくことだけ挑戦したい…!失敗アレルギーさんの処方箋


こんにちは!2022年の大高です!


突然ですが、失敗、怖くないですか。


私は怖いです。やだな、とかよりもっと強い。もはや恐怖に近い。


最近でこそようやっとコーチングを通して自分のエピソードを深堀した経験が貯まったので、失敗してきて良かったぜ〜と数ある失敗を認められるようになりました。

でもここまでの道のりで失敗は「あってはならないこと」だったし、「あったらバレてはいけないもの」でした。


それは多分、私がこれまで小さな失敗も笑われネタにされバカにされてきたり、上手くいくのは当然だと高いレベルを当然のように求められたりしたきた"育ち方"に起因しているような気がします。


失敗が怖いのは特に日本では割と普通のことなんじゃないかな?とは思うのだけど、とはいえ恐怖に近いのは生きにくい。

だって幸せになるための道には必ず挑戦があり、挑戦は失敗する可能性があるものだから。


今よりハッピーに生きることを求めていると、必ず失敗するかもしれないという局面を迎えます。その時、おおらかに構えられる自分でいたい。この記事を読んでる方にもそうあってほしい。



だから今日は、かつての私のように『失敗アレルギー』の人へ向けてキーボードをぶち叩いております。


読み終わったあなたが、幸せを追求するなかでの挑戦をゆったりたっぷりのんびり楽しめますように!ホテル三日月〜♪



さて、なんでこの記事を書こうか、と思ったかというと。年末年始、『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』という本を読んでおもしろかったから。



私はAmazon Kindle Unlimitedという月額本読み放題サービスに加入しているのですが、この本もその対象でした。

なので吟味して読み始めたというよりも、もっと気楽に「なんか新しい本読んでみっか〜!」とダウンロードしたのです。


本はたまにこういう偶然の出会いから発見があるから面白いよね、それも読み放題だとそうでもなかった時のガッカリ感を気にせず試せるからいいぜ。



失敗は成功の母、らしいけど




私たちは実生活で失敗を許されない体験をしながら、ある時は偉人の言葉で、ある時はテレビの向こうのカリスマが斜に構えたポーズで、失敗は成功の母であるという話をありとあらゆるタイミングで聞いてきました。


現実と理想の乖離。私にとってそういう言葉はいつも、綺麗事に聞こえました。


頭ではわかるんです。失敗を繰り返した先に成功があるのは、きっとそうなんだろう。でも、私の生活に身近じゃない。だからリアリティがない。



だって、責めるじゃないか。できなかったこと、諦めたこと、周りに劣っていることを笑うじゃないか。


失敗は成功の母かもしれないけど、それは失敗が許される環境での話で。土台がちげーんだよな〜!と思っていました。


思えばコップを倒して中身がこぼれたあの時、トイレに間に合わずおもらしをしたあの時、授業参観でうまく発言できなかったあの時、大縄跳びにうまく入れずにリズムを乱したあの時。私は「いいよいいよ!」だなんて言ってもらったことはないんだもの。



そんな不寛容な環境のなか、いつからか私は、うまくいきそうなことにばかり挑戦するようになっていました。

それでも間違えたり失敗したりすることがないわけではないから、そんな時はどうにか隠すのです。

挑戦しない言い訳と、挑戦できそうな勝率の高いフィールドの見極めと、失敗した時の証拠隠滅が得意になっていました。



失敗と、ちょっと仲良く


明らかに失敗への価値観が変わってきたのはコーチングを受けるようになってからです。


うまれて初めて、「絶対に安全だ」と言い切れる場所で少しずつ本音を知っていきました。隠してばかりの失敗談を話せるようになりました。


安全な場所を少し踏み出して、発信に失敗談を載せることができるようになっていきました。



並行してチャレンジもできるようになっていった中で、大きな転機としては退職を迎えました。フリーランスとしての船出です。帆を揚げろ〜!


少しずつフリーランスとしての活動が軌道に乗った時、クライアントさんの様々な経験に共感できる自分に気がついた時。ああ、これまで失敗してきてよかった、のかもしれないゾォ?と半分疑いながらも思えるようになっていました。




『あってはならないもの』から、少し距離が近づいた感じです。
失敗はしたくないけれど、してもどうにかプラスに持っていけるんだなと感覚で知り始めました。



時間が経った失敗はいいんだけど


さて、少しずつ失敗へのアレルギーも緩和されてきてはいましたが、緩和される状況には一定の条件があることにも薄々気がついていました。


それは、時間が経った失敗しかプラスに捉え直すことができないということ。



まだまだ、生まれたてほかほかの失敗には胸がえぐられます。なかったことにしたい気持ちがむくむくと膨れ上がり、情けなくなり、恥ずかしくて涙が出そうになる。


一旦蓋をしておいて、蓋を開けられるメンタルになったら恐る恐る見つめる。捉え直す。コンテンツにする。



大概、時間が経って振り返る失敗は胸がえぐられるほどのものでもなくて、なんでこんなことをひた隠しにしたかったのかと自分でも不思議に思うような些細なこと。それなのに、その最中にいる私は冷静に捉えることができない。


それでもそのうちコンテンツにできるし、これまではよかったのですが。

でも差し迫ってはいないものの、頭のどこかでもっと根本的に失敗を捉え直す必要がいつか訪れるだろうなとは感じていました。



『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』



そんななか年末年始に『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』を読み進め、これは失敗に対する価値観をアップデートできそうだぞ〜!?という期待が自分の中で大きくなっていきました。


この本の中では綺麗事の「失敗は成功の母」ではなく、論理的になぜ失敗することが大切なのか、どう失敗と向き合うことができるのかを実例をもって、しかも長期的に検証されたデータを提示して述べられています。


生い立ちの中で染み付いた失敗は恥ずべきものという価値観は、もはや耳障りのいい言葉だけで書き換えられるような単純なものではないんですよね。


だからこそ、納得できるロジックをもってしてこれまでの価値観をボッコボコに論破してもらう必要があるんです。


気楽に読み始めたのでしょっぱなに載ってるエピソードの重たさには驚いたけれど、失敗を失敗と認めないことで進歩が止まる恐ろしさを最初に持ってくることで、まずこれまでの失敗と目を合わせたくない自分を振りかぶってぶん殴ってくれた気がします。



失敗を恐れるのは


読み終わった今思うこと。

私たちは失敗の大切さなんか、とうの昔に知っている、ということ。


でもなぜそれでも過剰なほど恐れてしまうのか?



失敗を責めるばかりで、失敗との正しい向き合い方や付き合い方を教えてくれる人がいなかった、それだけなんだと思う。

そして、“成功者”の失敗談はあまりにもカッコよく美しく、自分との乖離にもげんなりしてきてしまったんじゃないかな。


失敗を美談にできる人を見ると、その挑戦への大いなる勇気だけでなく、失敗を許されているバックグラウンドに香る大きな愛まで羨ましく思ってしまう。

私には注がれなかった愛情を知っている人なんだろうな、と。


私が弱虫だから、ポンコツだから、向いてないから、失敗するのでも失敗が怖いのでもない。失敗を恐れるのは、失敗を恐れるプログラミングをされただけなんだ。



人は失敗を隠す。他人から自分を守るばかりでなく、自分自身からも守るために。
https://a.co/et77tjx



今日からもっと幸せになるために


私は、幸せを感じられる自分を追い求めて生きています。


だからコーチングという仕事を、フリーランスで、高単価という価格帯で売っているのです。


かつての自分と比べたら驚きの飛躍なんだけど、まだまだ発展途中だなと常々思っています。私はもっと報われていいし、もっと幸せだ〜!と感じてもいい。


だからまだまだこの仕事を発展させていきたい。そしてそれには、きっとたくさんの試行錯誤と失敗がつきものだと思うのです。


これを読んでくれている方もきっと、今日からもっと幸せになるためには、同じようにたくさんの試行錯誤と失敗がついて回るでしょう。


今日と同じような未来が10年後も続いていてOK!なら挑戦の必要はないかもしれないけど、多くの人が(特に私のnoteを読んでくれている読者さんならなおさら)、今日より幸せな明日を、明日よりも強烈な幸せを感じられる10年後を求めている方だと思うから。


その道のりを、失敗アレルギーと共に歩むのは大変に違いない。


我々が目にする成功は全体のごく一部にすぎない。画期的な理論も、驚くほど安全な航空機も、本物のプロが見せる妙技も、みな氷山の一角だ。 しかしその成功の下には巨大な失敗の山が眠っていることを、我々は忘れてはならない。
https://a.co/crnmTT6


失敗しないようにと物事に取り組むことは、安全なように見えて不安定で。失敗の先にあったはずの未来を手放していることになるのだと思う。



だから、今の脳みそに(多くの場合は親から)インストールされたその『失敗を恥ずべきこととみなす』プログラムを書き換えていってほしいのです。

誰かに植え付けられたものなら生まれ持ったものじゃないのだから、きっと私たち自身で植え替えることができると思うのです。


失敗を笑わない人は案外たくさんいる。それどころか、かっこいいなと思って見つめる人がいる。私はかっこいいなと思うタイプですしね。それを信じてもいいフェーズに来たと捉えてみる。


というか。

失敗を恐怖に感じるほど張り詰めた環境の中で、よくぞここまで生きていてくれましたね。よくぞここまで辿り着いてくれましたね。よくがんばったね、よく耐えてきたね。

そっちに胸が痛いです。常に批評の的になる生きづらさがわかるから。



明日をもっと好きな自分で過ごすために、少しずつ完璧じゃない自分を愛せるように変化していけたらいいなと思います。私も、あなたも。


だから、たくさんの果敢な挑戦をしましょう。失敗をしましょう。失敗を検証して、成功への近道チケットを手に入れましょう。幸せになりましょう。一緒に!



ちなみに完全なる持論なのですが、失敗を恥ずべきものだと思っている人は、目の前の人の失敗を見たり聞いたりしたときに「目の前の人が恥ずかしい思いをしているかもしれない、それは避けてあげなければ!」という機転がはたらく気がしています。

だから、自分の失敗には厳しいのだけど結果的に他者の失敗の中からポジティブな要素を見つけ出すのがうまいことが多いです。


悲しい源泉の才能ではあるけれど、才能は才能なので。生かして磨いて武器にすると報われるわよね✌️



・幸せには挑戦がつきもの
・挑戦には失敗がつきもの
・失敗するのは当然である
・「失敗=恥」は誰かにインストールされた感性



興味があれば、本も読んでみてください。読んだら教えて!感想シェアしましょ〜!




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