見出し画像

「乳化剤は界面活性剤だから危険」ってウワサ、解説します。

今日は添加物、中でも乳化剤のお話。

ツイッターやインスタグラムなどで、
乳化剤は合成界面活性剤だから危ない!
絶対避けて!
と言ってる方々を時々見かけます。
ほんとにそうなんでしょうか?

そもそも乳化剤って、何のために入れるんでしょうか?

まず、乳化剤は界面活性剤、というのは正しいです。界面活性剤は食品用途に使われる場合に乳化剤と呼びます。

この界面活性剤という名前が厄介で、
界面活性剤と聞くと、「化学物質だ!怖い!」と拒絶反応を示す方が一定数います。

界面活性剤を「カイメンカッセイザイ」という
物質として捉えてませんか?

界面活性剤とはあくまで機能を表している言葉で、恐怖の物質の総称ではありません。

調味料って言葉も機能を表していて、味を調えるって書きますよね。

調味料の中にも砂糖、塩、醤油、味噌など様々です。

物質の名前を表しているわけではないですよね。

このような誤解が生まれるのは、多分界面活性剤の意味をちゃんと理解できていないことが原因かと思います。

なので、まず言葉の意味を考えていきましょう。


ここから先は

3,871字 / 10画像

あみマガジン

¥500 / 月 初月無料

あみマガジン再スタートです。 以前のマガジンが消えてしまったのは悲しいけど、また一からコツコツ頑張ります。

沢山のコストと愛をかけて書いてます。 値段以上だな!ちょっとサポートしてやろう! とサポートして下さるとあみのヤル気がアップします!