ことばをあえて使わないでみると



息子が寝る前に、
お母さん、今から何も喋らないでジェスチャーだけでコミュニケーションをとろう、と、おもろい事を言い出したので、すぐに乗ってみる。

たとえば、今まで何万回と言い続けてきた、
歯磨きをしなさい、とか、
寝る用意しなさい、とか、
ことばにするとなんだかだるいのだけど、
(言ってるこっちが嫌になってくるのだ)
ジェスチャーになると途端に軽くなる。コントみたいになる。あそびみたいになる。
チャップリンの映画みたいになる。
自然と笑う。

ガミガミ言っていたのが阿呆らしくなる。
というか、ことばってほんとうのほんとうにいる??って首を傾げてしまうし、案外重たいんだなあと思ってしまう。
ふだんいかに言いたくないことばを発しているのかに、気づいてしまうからだ。


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