初めてのタイ旅行🇹🇭5日目(終)~杭州トランジットと素敵ご夫婦との出会い~
バンコク三人旅は、パヤタイ駅で解散。
バンコク~杭州~成田の一人旅スタートです!
かなり早めにスワンナプーム国際空港に到着。
深夜便のチェックインまで結構時間があるので空港をうろうろして過ごします。
本当は最後にフードコートで思い切り食べまくりたかったのですが、日中お腹を壊していたこともあり、全然お腹が空かず。
普段は絶対飲まないポカリスエットを身体が欲して、ごくごく飲んでしまいました。
空港内のコンビニで最後のお土産を購入し、チェックインまで読書をして過ごします。
チェックインカウンターでは、初めて覚えた単語"aisle seat"(通路側の席)をリクエストし、無事に出国することができました。
が、行きと違うのが、今度こそ中国に入国し、荷物を受け取らなければならないことと、トランジットビザ免除の申請をしなければならないこと。
いろいろな人の体験談を読むと、
申請が難しくて、空港の職員さんですら手順を分かっていなかった、とか
中国からのチケットは座席まで指定されたものがないといけない、とか
不安になる言葉が並んでいます。
行きは日本から浦東と、浦東からバンコクまでの2枚のチケットが日本で渡されたのですが、バンコクでは杭州までのチケットのみ。
もちろん座席指定もまだです。どうなるんだ……?
不安なまま搭乗口付近で待っていると、これから日本に帰るであろう会話をしている日本人のご夫婦が!旅の恥はかき捨て。「トランジットですか?」と話しかけて不安な気持ちを聞いてもらいます。
今思えば「トランジットですか?」ってよくわかんない質問だな……。
ご夫婦も杭州からのチケットはまだ手元にないとのことで一安心。
不安な私とは対照的に、「トランジット7時間あれば観光できるよね。どこ行こっかな?」と楽しそうなご夫婦。
預け荷物は?と尋ねるとバックパックひとつだよ!とのこと。
聞くとご夫婦で毎月のようにアジア中を旅していて、行く先々でバイクを借りてその土地を回って楽しんでいるんだとか。
か、かっこいいいーーーーー!
そういうものに、私もなりたい。
今まで行った国のお話や私の身の上相談まで、たくさんお話しさせていただきました。
あの時のご夫婦、ありがとうございました!!!
不安な気持ちが少し解消されたので杭州までの便に乗り込みます。
お腹は大分よくなったのですが、まだ油断はできません。胃腸の不快感はないものの、なんとなく身体が食べ物を受け付けない……。
杭州に着くのは朝7時頃。さっさと寝てしまおう!
朝方5時頃、機内食で目が覚めます。
"sausage and egg"か"porridge"が選べたのですが、"porridge"って、お粥だったっけ……?と確証がもてずに"sausage and egg"をチョイス。
とはいえ、ぜんっぜん身体が食べ物を欲しない……。
右下のフルーツとチーズ、あと卵をちょっとだけいただきます。
フルーツがめちゃくちゃ美味しかった……!乾燥した身体に染み渡る……。
やはりporridge はお粥でした。
隣でお粥を食べる人を見ながら、今の自分に必要なのは確実にこっちだった……と後悔。
再び眠りにつき、杭州に到着!
トランジットビザ免除の人は、専用のカードを書いて入国します。
入国カウンターでは、「必要な人はこれ書いてー!」と専用のカードを配ってくれている職員の方がいました。トランジットビザ免除の人専用と思われるレーンも。
拍子抜けするほど簡単に、中国への入国が完了しました!
ここまで来ればもう安心だーーー!!
杭州でのトランジットは7時間。入国審査やら出国審査やらを含めると自由な時間は3~4時間です。
simカードやらレンタカーやらのお店で賑やかな日本やタイの空港に比べるとスタイリッシュでシンプルな印象。
とりあえず喉が渇いたので空港の端にあるローソンに向かいます。
タイでも最初に行ったコンビニはローソンでした。ありがとうローソン。
イチゴともものジュースもジャスミン茶も、びっっっくりするくらい美味しかった!!!!
コンビニでこのクオリティのお茶が飲めるんだもん、さすが中国!って感じです。
スマホを充電できるベンチを見つけたので、タイドラマを観たり読書をしたりして過ごします。
でも飛行機の中でわりと十分寝たし、ずっと座っているのも飽きたので空港内を散策。
マクドナルドやスターバックス、これぞ中国のお惣菜!って感じの料理の並ぶフードコートのようなお店がありました。
朝マックのお粥も、フードコートの食べ物も、全部美味しそうなのに全然食欲がわかなくて悲しい……。
先程のご夫婦は入国カウンター辺りで見失ってしまったので、どうすごしているのかは分からず。
私も思いきって空港の外に出てみよう!と思って出てみたのですが、空港自体の敷地がものすごく広く、タクシーや交通機関を利用しないとどこかに行けなさそうだったので所持金20元の私は我慢。そもそもネットも使えないのですが。
チェックインの時間になったのでカウンターに向かい、今回もaisle seat をリクエスト。
窓から見る景色も好きなのですが、いつでもトイレに行ける、という安心感は捨てがたい。
残りの元を使いきりたくてチェックイン後にお土産を買おうとしたのですが、スタイリッシュな空港にはお土産屋さんも多くなく、なかなかこれ!というものが見つからず……。小分けになったメンマの詰め合わせ?的なものを2袋買いました。小分けのメンマが20袋。
食べきれる?と思いましたが、友達へのばら撒き土産にしたり、実家の家族に好評だったりで結果オーライでした。
いよいよ最後の搭乗!
腹痛やらトランジットやらで散々気を揉みましたが、これでこの旅も終わりかと思うと猛烈に寂しい。
最後の飛行機は唯一の2×4×2シートで、モニターも付いているものでした。
2列のシートに座れました。ラッキー!
モニターで映画観ようかな?と思ったのですが、あまりリモコンの反応が良くなかったのと英語、中国語、フランス語しか選択肢がなかったので大人しく寝ます。
爆睡していると最後の機内食が運ばれてきました。
今回は麺かご飯か、などの選択肢はなく一律で配られているようです。
寝ぼけ眼でふと隣のお兄さんの食事に目をやると、パンが乗っているはずのお皿にブドウが山盛りに!
え?もしかして、ブドウとパンが選べたの!?
ならブドウの方がよかったのにー!
お兄さん中国の人っぽいけど、中国語だから理解できなかっただけでほんとは聞かれてたの?
他の人もブドウ食べてる?
と、お兄さんのブドウと周囲を見まくっていた結果、お兄さんが「一個食べる?」とブドウをすすめてくれました。
どうやらお兄さんの私物?だったよう。
笑顔で遠慮しましたが、じーっと見られて食べにくかったよね…ありがとうお兄さん。
最後の機内食も美味しくいただき、旅の思い出に浸っていると、あっという間に成田に到着してしまいました。
荷物を受け取って、スタバでお茶しながらSIMカードを入れ替えて、旅が終わりました。
初めてのバンコク、めちゃくちゃ楽しかった!全部美味しかった!
今回は友人と一緒でしたが、次回は一人でも行けそう!海外一人旅、いつかやるぞーーー!
現在無職ゆえ、サポートを頂けると大変ありがたいです!