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「人生において人間関係以上の財産はない」宮城大学でプチ講和させて頂きました!

こんにちは。株式会社アミノ(うまい鮨勘)の代表上野です。
弊社は東北地方を中心に回転寿司15店舗、寿司料理店13店舗、海鮮居酒屋1店舗、海外店舗2店舗(内FC1店舗)合計31店舗を運営する寿司中心のチェーン店です。

先日、株式会社ミヨシコーポレーションの桑田本部長からご紹介頂き、宮城大学食産業学群フードマネジメント学類で急遽プチ講和をさせて頂きました!

スケジュールの関係上、40分程度でしたが、主に質問形式でお話させて頂きました。

私なりに思う「人生において人間関係以上の財産はない」という飲食業の枠を越えたテーマでお話させて頂きましたが、人間関係と飲食業の関係性も含めたお話をさせて頂いた上で、予想以上にたくさんの質問を頂きました。

現代の学生の方々も根本の目的や悩みは我々の世代と変わらないということに親近感が湧き嬉しくなりました。

世間一般では、人が羨むような生活をしている様に見えても、ご本人が深い孤独を感じていれば全く幸せではないように、組織で生きていく上で良好な人間関係ほど重要な事項はありません。人間は基本的に一人で生まれてきて、一人でこの世を去りますが、それを無意識に感じているのか、みんな寂しがり屋なんです。

誰かに自分の存在を認めて欲しい欲求は大小なりあると思いますし、一人でも本当の味方がいるだけで住む世界の景色が全く変わった!という経験がある方も少なくないと思います。

飲食の業界は特に人間と接することの連続です。
接客、教育、調和など老若男女が入り混じり一つの店舗で業務を行います。
良好な人間関係を構築する上で、非常に学びになる職場が飲食業なのです。

では、良好な人間関係とは、まず相手のことを思いやり、次にお互いを支え合い、課題解決や目標達成を成し遂げていくことだと考えます。
ここでのポイントは、皆、自分を優先しがちですが、自分より相手を優先させることが重要です。それが思いやりとなり相手に伝わります。

相手のことを思いやるためには、まず相手のことをよく観察することから始まります。接客も然り、お客様をよく観察し、求めていることを察知することが基本です。

弊社の経営理念にもある「傍楽(はたらく)」(そばにいる人の苦しみを抜き楽を与える)の基本がそれに当たります。こういうことに気付いて欲しくて、敢えて「働く」を→「傍楽」にしています。(笑)
飲食現場は人間関係構築の修練場になり得ます。

また、人生最初のアルバイトは飲食業が過半数以上を占めています。人様からお金を頂戴して生活をしていく最初の体験を飲食業が担っていると言っても過言ではありません。

最初の職場であるここでの人間関係と労働感が次の職場以降の基準になります。出来る限り、上司はスタッフの存在を認知し、ご本人も職場で必要とされている実感を成功体験として得て頂く場にして欲しいです。

そういった意味で飲食業は、人の人生を左右する重要な業界であり、その分「やりがい」のある仕事です。

と、そんな内容でお話させて頂きました。
ご参加頂いた学生さんの方々に感謝申し上げます。

「木を植える鮨屋うまい鮨勘」より。



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