日々の記録85
大局を見よ、ということかもしれない。
夕風が心地よい。海に来てこうやって風を浴びるのはいつぶりだろうか。この街に来てからは海といえば内海で、外海を見ることはほとんどない。海の近くに住んでいるけれど、穏やかな波と静かな風ばかりを感じている。
広い世界を見渡して生きているように思っている。でもそんなのは幻想で、世界は自分が思っている以上に広く広く、その全てを感じることもなくこの人生は終わる。その中で私は日々様々な決断をしていかねばならないし、自分の人生という限られた時間を費やしていかなければならない。そう、その為にはもっと大局を見なければならないのだ。
そうだった、私たちに時間はないのだった。
また明日。
にゃーん。