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諦めの果ての果てで-諫早勾留記881-

諦めは肝心である。物事はなるようにしかならない。そうなってしまったことを嘆いてもしょうがないし、こぼしたミルクはどうしようもないし、朝起きたら大きな虫けらになっていた的なあれだ。

諦めたらそこで試合終了、である。皆が恩師と慕う眼鏡の教師の言葉だ。諦めない限り何かしらチャンスがある、奇跡だってなんだって僕たちは起こせるのだ。そういう運命なのだから。

諦めはついたかい?そう問われればどう答えるか。いつだって見上げた空は美しく、馬鹿みたいに綺麗なことだけは変わらない。雄大な空の下、憎いほどに美しい母に抱かれて遠回りするのが僕らの性だ。

諦めたところで僕らは生きるしかないし、諦めずに食い下がったとて僕らは生きるしかない。ある種絶大な諦めのもとで僕らは歩を進める。いくら願ったとてバウムクーヘンの穴にはなれない。僕の心は不器用なのだ。

何もかも溶けてなくなって。
また明日。


■Good News
・見通しがたった
・やること忘れなかった
・結局そうするしかないと悟った

■今日の1曲
バウムクーヘン / フジファブリック


にゃーん。