blue nylon shirts-諫早勾留記840-

よくわからないものは怖いしよくわからないものは嫌悪する。

どんなに疲れていてもどんなに眠くても諫早に来てからこの日記をかかさず書いてきた。時折あと何回これを書くんだろうと思うけど諫早が滅びるまでは続くのかな。ふふ。

結局未だに長崎という地も諫早という地もここに集う人間たちのこともよくわからないままだ。これまで住んできた街と文化も言葉も違ってなかなか受け入れられないでいる。関西弁はあんなにすんなり入ってきたのに長崎もとい九州北部の言葉は未だに頭に入ってこない。ベースが九州だから大方わかりはするけれど語尾とかああいうのはなかなか個性的だ。鹿児島と熊本にはとんでもない壁があると知ってはいたがとんでもないどころじゃなかった。

会社の人間とはプライベートで会うことはない。LINEすら誰も知らない。電話番号は知ってるけどLINEの友だちリストとは連携してないし彼らが僕の友だちリストに出てくることはない。唯一LINEを交換した年上の女の人はもう仕事を辞めてしまった。趣味が合う希有な人だった。僕の理論を押し通せば性癖も合うことになる。

だいたい九州の男はキャバクラパチンコゴルフ釣りの話しかしないって昔から知ってた。だから九州から出ていったんじゃないか。なんにもつまんないこのクソ田舎にいてもろくな事はねえ、ただそれだけだったのに。最近はインドアな趣味も増えてきたけど、同僚だってだいたい趣味はゴルフって言うし。やったことないからその楽しさは知らないけど、まあやりたいとも思わないしどうでもいい。

やっぱりこいつらのことがよくわからないままだ。まあでもそれでもいいかもしれない。どうせずっとこの土地に住み続けるわけではない。気の合う仲間をもっとどこかで見つけないとなとは思う。

そう、よくわからんものは嫌悪の対象でいいのだ。
また明日。

-----

■Good News
・いい気付き
・いい知らせ
・いい音楽

■今日の1曲
blue nylon shirts / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT