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日々の記録28

明日は1日雨だからと買い物に出た。今日の風はどこか心地よく、梅雨特有の不快感を和らげてくれている。自転車に乗っていると持っていかれそうなくらいの風の強さではあるが、その風はなんとなく時間をゆっくりと運んでくれていて心穏やかに過ごさせてくれた。

いつもと同じ1週間分の食材を買い漁ったわけであるが、今日はなぜかそれに加えて塊肉を手に取っていた。残り1つだった牛もも肉のブロック、トマトで煮込んで弁当にでもつまみにでもしようという魂胆だ。半年ほど前に一度作って上手くいった記憶がある。煮込むだけだし、まあたいして手の込んだ料理というわけでもないのだけど、時間ばかりはかかる。明日はどうせ1日引きこもるのだ。たまにはそういう時間の使い方もいいだろうというところだ。

しかし詰めが甘いのは私のいつものこと。赤ワインを買い忘れた。この料理の決め手というかベースは赤ワインだというのに。いつもと違うことをすると、こういうところで甘さが出る。それも私の良いところだと認めながらも、もう一度買い物に出ないといけないという面倒臭さに負けてこのエディタを開いたのである。さあ、そろそろもう一度スーパーに行くか。ついでに夕飯も買ってくればいい。戻ってきたらジムに行こう。

ジムはよく続いていると思う。久しぶりに運動をしている割には追い込んでいるから毎度毎度しんどい時間なのだけれど、土日は欠かさず行けているし、平日だって早く帰れた日は行く日もある。何がそうさせているのか、その答えもなんとなくわかったのだけど、とにかくこの調子で続けばいいなとは思っている。一応なんとなくの目標もあるわけだし、そこが少しずつ明確なものになっていけばいいのではないか、って。

辛い過去は全て消し去りたいとも思うことがあるが、やはり今の私を作ってきたのはその過去であるのだし、そういうものは大切にしないといけないなとも思う。過去の全ての私が明日の私を作るのだ。この悔しさだって絶対にいつかの私に繋がる。逃げずに、向き合う。しばらくの私のテーマかもしれない。私はずっと色んなことから逃げてきたのだから。

なんだって怖くないんだ。
また明日。

にゃーん。