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日々の記録43

諦めるのは簡単だ。ただ諦めてしまえば終わってしまう。それもまた簡単な話である。

執着すべきものとそうでないものがあるだろう。例えば仕事や人間関係など世の中にありふれたものは執着せずともよいのではないか。言い方は悪いが代わりはいくらでもある。一方で目の前の勝負や、人生の目標なんかは代わりが効かないもののように思えるし、そうであるべきではないか。でもこれも人それぞれなのかもしれない。

大きなものを背負わなければならない気がする。それを私が背負わなければならないわけではないが、誰かが背負わないといけないものだ。少しずつでいい。皆で背負っていく最初の一歩に、一助になれればと思う。もう10年以上も前、あの日あの扉を開けた日からその使命を負う権利と責任がある。

諦めるのは簡単だ。遠ざけるのも簡単だ。自分の人生だけを考えればおそらく触れる必要もない。でも絶やしてはいけない、繋いでいかないといけない、そういう気持ちが少しでもあるのならばやらなければならない。

この執念は育ててくれた場への恩返しである。
また明日。

にゃーん。