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19.05.19 セイコーGGP&日本選手権 観戦備忘録 ~GGP観戦編~

お久しぶりの投稿です。
春、ってかもう初夏ですけど本格的にトラックシーズンが始まりましたね。
先日、セイコーゴールデングランプリと日本選手権 10000mを観戦してきたので、いろいろと綴っていきます。

盛りだくさんだったので、前半はGGP・後半は日本選手権で記事も分けます。

【セイコーゴールデングランプリとは】
「ゴールデングランプリ陸上」は国際陸連が主催す「IAAFワールドチャレンジ」として位置づく大会です。
セイコーウォッチがメインスポンサー。
長距離だけではなく、短距離やフィールド競技もあり、オリンピック選手や世界の強豪選手も出場する大会です。
2019年は大阪の長居スタジアムで開催されました。

いつもの総評ですが、追っかけやすさは割愛します。
全てトラック内の競技なので追っかけなくても観戦できます。笑

・混雑度 :★★☆☆☆
・インスタ映え度 :席と競技による

GGPはスタジアム上の方のB席以外は全て指定席です。
チケット価格は¥1500~1番良い席で特典盛り沢山の席だと¥15000。
私はS席(¥4000・プログラム付)とB席で観戦しました。
(多分マークつけたところあたりで観戦)



B席は100mゴール付近の席が1番混雑してましたが、スタジアム全体で見ると、あまり席は埋まっていなかった印象です。

写真の撮りやすさは、席と競技次第。
ただ、トラック競技という点で言うと選手との距離が遠くなるのでなるべく望遠レンズがあったほうがよいです。
(私は70-300/ f4-5.6のSIGMAのレンズを使っていますが、もうちょい長めが欲しいな…と思います。。。)

✳✳✳

東京在住のため、大阪の友人宅に前泊して見に行くことにしました。
あらかじめ見たい競技は決まっていたので11:30頃、長居スタジアムに到着。


ストップウォッチを 9.97 ジャストで止められるか…みたいな催し物(?)もあり、賑わっていました。
なぜ9.97秒なのかというと、男子100mの日本記録は9.98秒。
この記録を越えていけっていう意味で応援的な意味合いもあるのです。

会場に入ると、日本応援のボディシールを配ってたりして全体的にお祭りモードな感じです。
あと地元の小中学生が多い。笑

午前中は主に地元の小中学生のレースをやってるので、競技が終わった子供たちがそのまま残って観戦している感じです。
ジャージ姿の生徒も多数見かけました。

競技自体はいろいろ見たのですが、写真撮ったトラック競技メインでレポしていきます!

★12:25 3000m障害(Men)

日本からは富士通塩尻選手、東海大阪口選手などが出場!
塩尻選手は流石のオリンピアン。
中盤は外国人選手を引っ張ってました。
結果としては倉敷高のキプラガト選手が1位でフィニッシュ!(8.22.65)
高校生すごいな。

塩尻選手は日本人1位。
オリンピアンの意地は見せましたが、世界の壁はまだあるな、と感じました。

東海大阪口選手は障害超えるとき、すごい綺麗に超えていくなあ…!という印象。
写真映えします。

3000mSCはいずれもS席から撮影してます。

★13:00 800m(Men)

中央大学主将の田母神選手が出場!
ちなみにプログラムにはTrack Town渋谷でお馴染みの横田真人さんの800m推しコメントが。

結果、トップはケニアのキティリト選手(1.46.37)
やはり外国人選手強いなあという印象。

いつも思うのですが、800mは短距離と比較すると力の出し加減やペース配分というか、力の配分とか難しいのだろうなと思います。

★13:35 200m(Men)

日本からは藤光選手や飯塚選手などリオ五輪選手も出場!
結果はアメリカのノーマン選手が優勝。(19.84)

筑波大の山下選手がすごい健闘したなーと思います!

★13:45 100m(Men)

やっぱりGGPのメイン種目は短距離なんでしょうか、100m前になると観客がすっごい増えてきました。
こちらは注目選手目白押し。
山縣選手、桐生選手、多田選手、小池選手、ケンブリッジ選手、そして海外勢からはジャスティン・ガトリン!(USA)

入場もほかの競技より豪華でした。演出含め。笑
ただ、桐生選手以外ユニフォームが青色系統で見分けつかなそうだったのでそこはなんとかしてほしかったです。笑

100mは始まる前の静けさと、一瞬の盛り上がりの落差がすごくて、そこは長距離にはない面白さだなーと思います。
ただ、GGPだとスタート直後に花火あがったりします。笑
選手の皆様はあれびっくりしないのかな。

9秒台が出るかどうかは正直わからない。
全員一世にスタートダッシュを切って、先頭のガトリン選手と桐生選手がほぼ同時にゴール!!!
どっちだ…?どっちだ…!?と会場もざわついてました。
(桐生選手4レーン、ガトリン選手3レーンです)

結果

0.01秒差でガトリンの勝利!!!!

でもシーズンベストが3人も出てますし、小池選手に至ってはPBを更新し、五輪標準も突破。勢いがすごい!

桐生選手は0.01差本当に惜しかった。
会場では結果が表示された瞬間、ちょっと残念がる声が漏れ聞こえました。

ゴール後のインタビューでも桐生選手は「1位獲れてないんで」と悔しそうに語ってましたね。
気持ちが強い。彼はもっと強くなっていくと確信しました。

9秒台は見られなかったけどすごい面白いレースだったと思います。

★15:15 4×100(リレー Men)


GGPラストを飾るのはリレーです。
観客の多さもピーク。リレー侍たちをみんな観に来ています。

エントリーが直前までわからなかったのですが、
日本チームは下記4名。

1走:多田選手
2走:山縣選手
3走:小池選手
4走:桐生選手


このチーム、前週に世界リレーで失格となってしまったあのメンバー。
走順も全く同じ。

参照:世界リレーの記事(日刊スポーツ)

ということは、これはリベンジなのだな。
そう感じました。

あの世界リレーを見るまでは、日本のリレーのバトンパスはお家芸で1番の強みでした。
なので、まさか失格するなんて思わなかったのです。
リレーは一瞬のバトンパス次第で運命が変わってくる、怖い競技であることも実感しました。

スタート直前の静けさの中、どうかつながれ…!と祈りました。

ピストルが鳴り響くと、多田さんのスタートダッシュ。
二走は山縣選手。順調につながり、山縣選手から桐生選手へ。
そして最後のバトンパス、桐生選手から小池選手へ。

桐生選手から小池選手へのバトンパスの瞬間は観客一同もう祈る思い。
無事に繋がったときは、歓声も上がりました。

そして、最後のスパート。


ゴーーーール!!!

日本は圧勝。
リレーメンバーは世界リレーのリベンジを果たしたのです。
レースが終わった瞬間、本当に安心しました。

記録は38.00。
今後のリレー侍にも期待です。

✳✳

と、いうことでだいぶエモめなレポートになってしまいましたが笑
長距離だけでなく、短距離も面白いですし、
トラック競技はロードとはまた違う様々な魅力があります。

後半は当日夜に始まった10000m日本選手権について綴っていこうと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

◎さいとーあやみ

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