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【随筆】エッセイが書けない

 最近、エッセイを書く頻度が減少した。なかなかエッセイを書くことができていない。

 「エッセイ」という言葉を辞書で調べてみると次のように書いてあった。

自由な形式で、気軽に自分の意見を述べた散文。随筆。随想。

岩波国語辞典第八版, p148

 また、「随筆」という言葉を調べると次のようなことが書いてあった。

心に浮かんだ事、見聞きしたことなどを筆にまかせて書いた文章。そういう文体の作品。

岩波国語辞典第八版, p787

  辞書によるとエッセイ・随筆は「自由な形式」で書いたり、「筆にまかせて」書いたりするものである。そう言われると気は楽になるが、とはいえ、なかなか書けない。

 そもそも、最近、私は「エッセイ」というものに触れる機会が減っていた。エッセイを書き始めたときは「小川洋子さんや森毅さんのようなエッセイを書きたい!」と闘志を燃やしていたが、いまはその闘志の火は絶えつつある。

 きっと、エッセイをもっと書きたいと思うなら、もう一度、エッセイへの闘志を燃やす必要があるのだろう。好きなエッセイを読み直そう。新たな興味のあるエッセイを読もう。気になったことはメモしよう。

 エッセイが組み込まれた人生。それはきっと豊かなものであるに違いない。

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