強迫性障害の治し方#1 昔、飲んでいた薬等 医者には行くな

私はいわゆる強迫性障害です。今はだいぶ改善されてきましたので、どうやって改善されていったか記していきたいと思います。私の症状は主に、確認脅迫と不潔脅迫でした。この2つがとにかくひどかったです。前者は施錠の確認、貴重品を落としていないかなどの症状に悩まされ、戻っては地面などを確認、進んで、また戻ってきては確認などを繰り返して大変でした。10分で帰れる道を1時間以上かけてたなんていうのは当たり前でした。後者はとにかく手洗いが酷かったです。石鹸でがっちり10回は洗っていたような気がします。私は元々、東京で仕事をしていたのですが、症状が酷くなったこともあって、田舎の実家に帰ってきました。帰ってきた頃は本当に酷かったです。何せ確認や手洗いを母親に見てもらわないと終わらせられないという酷い状況でした。まだ母親は良かったのですが、父親には、お前はまともじゃないとか、頭がおかしいとか酷いことを言われ、毎日落ち込んでいましたね。

完全な記録ではないのですが、服用していた薬を下記に記載します。

■夕食後
バレリン 200mg 2錠
ラミクタール 100mg 2錠
オランザピン 10mg 2錠
リボトリール 1mg 1錠

あとは、フルボキサミンマレイン酸塩等

■頓服
リスペリドン 1ml 1包
リボトリール 1mg 1錠

これは地元に帰ってきてから、通院した病院に処方されました。ラミクタールは徐々に増やしました。かなり飲んでいるように見えますが、ここの医者の唯一良かった点は、以前から薬は減らすという方針でした。東京にいた頃はもっと飲んでいたので、それだけは良かったですね。ただ、頓服に関しては、今、考えてみても全く訳がわかりません。効いていた記憶がありませんし。ちなみに、不摂生な生活をしていたせいで、かなりの肥満でしたので、シンバスタチンも飲んでいました。太ると有名なオランザピンを飲んでいたので、大変でした。オランザピンの唯一の良い点は、夜にめっちゃ寝れるということです。私は元々、非常に寝付きが悪いのですが、オランザピンを飲んでいた頃は、ベッドに入った瞬間に意識を失い、速攻寝れました。もう二度と、同じ薬は飲みたくないですが、この効果だけは今でも欲しいですね(笑)。

それで、この後、病院を変えまして、以下のように移り変わりました。

■夕食後
ラミクタール 100mg 2錠
リボトリール 1mg 2錠
フルメジン 2mg 2錠

新しい病院の先生は、私の提案も聞いてくれましたので、以前の医者が頑なに抜くのを拒んだオランザピンをサクっと抜いてくれたのはありがたかったです。肥満もだいぶ改善されていたので、シンバスタチンもいつからか抜きました。

■強迫性障害に効いたと感じた薬とは?
少し調べてみればわかると思いますが、強迫性障害自体に効く薬は無いみたいなんですよね。上記に挙げた薬も、元々、強迫性障害ではなく、他の精神疾患の為の薬ですから。強いて言うのであれば、ラミクタールとフルメジン、この2つだけは効いたような気がします。しかし、この2つを摂り始めた頃は、環境もろもろ、変わっているので、薬が効いたというのは、今となっては気のせいかもしれません。ちなみに、他の薬は摂るだけ無駄だったと今では思ってます。これは個人差もあると思いますが。ただ、強迫性障害を薬で治したという人は一人も見たことが無いので、是非、これから記事にしていく私が行ったことを試して頂きたいと思います。

■良い医者の選び方とは?
性格的な面は別として、基本的に精神科医に良い医者はほとんどいないと思っています。はっきり言いますが、精神科医程、金儲けに走る医者はいないのでは?と思っています。どういうことかと言うと、精神科医の恐らく、99%は薬を処方するだけで、それ以外の療法を行いません。それで、薬では強迫性障害は治りません。治らないとずっと病院に通わないといけませんよね?つまり、そういうことです。それを前提として、どういう医者を選ぶかですが、一番大事なのは、こちらの要望を聞いてくれることです。あとは、障害者年金に理解があることですかね。ぶっちゃけて言うと精神科医にかかる一番の理由は障害者年金の診断書を書いてもらうことだと思います。もし、これから薬を処方してもらう為だけに、医者にかかろうとしているのであれば、病院自体行く必要はありません。大事なので、もう一度言いますが、薬では強迫性障害は治らないのです。ちなみに、もう薬を飲んでいる方は、急にその薬を止めないでくださいね。これも今後、記事にしたいと思いますが、薬によっては酷い離脱症状があり、地獄を見ますので。

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