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自然現象の一つ

"見える見えないは役に立たない"と
少し前に言うといて 何だけど。

私の母方の家系は
私の母(←BBAね)を含め見える・感じる・察知する系の人が多かった。

母方の実家は
江戸時代から葬儀屋をやっていて、火葬もしてたんだけど、昔は亡くなった人を焼くのに付きっ切りで傍に付いて焼いてたらしくてさ。

でね?
例えば魚とかイカとか焼くと身がキューっと丸くなったりするやん?あれ、動いてるように見えるでしょ?


人間も同じで、焼いてると手とか足とか動くから生きて見えるらしいねんね。

だからやっぱちょっと怖いらしくて、焼く時はお酒を呑みながらやってたらしいよ。

そんな訳でずーーっと私の祖先は代々人の死に割と近い所に居た。

なもんで、ウチの身内で"お客さん"と言えば
死んだ人の事になるんだけど(笑)、


「いやー、仏壇の扉が勝手に開いて、ぶつかる所もないのにカツーンカツーンと音がすると思ったらお客さんの電話が来たわ〜ハッハッハッ」

とか

「夜中にヒタヒタとゴム草履の音がすると思ったら○○さん亡くなったって連絡来たわー。」

なんて話はZARAで、
違和感もなく自然だったんだよね。


そういうのは特別な事じゃない

振り返って思うんだけど、
仏とか神とか、そういう見えない世界を特別な事として捉えない所で育てて貰えて良かったなと。

私の中では見えない世界も自然の一部なんだよね。

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