千乃あいみ

駆け出しのライター。 北海道生まれ、北海道育ち。大学進学とともに上京しました。 文学部…

千乃あいみ

駆け出しのライター。 北海道生まれ、北海道育ち。大学進学とともに上京しました。 文学部日本文学科で近代文学を専攻。 ラジオAD→美大予備校→(紆余曲折あって今)ライター。 SHElikeで勉強中。

マガジン

  • 小説

    短編小説などまとめます。

  • 千乃といういきもの

    はじめに、私のことを知ってもらいたい時。自己紹介のようなリストです。

  • 千乃の内のうち

    千乃の内面的なお話。

  • 展覧会など🎨感想

    展覧会などに行った感想をアップしていきます🌷

  • 旅行記🌸おまけ

    旅行先でおもしろいなって思ったものまとめます。

最近の記事

  • 固定された記事

千乃という生きもの🌷自己紹介①これまでの人生編

自己紹介🌷お仕事私は現在、ライターとして働いています。 お仕事としては始めたばかりです。 これからポートフォリオを充実させていきます! 私のこれまで。はじめに、私のこれまでのお話をしたいと思います。 小中高(割愛) 北国生まれ、北国育ち。 凍てつく冬の寒さの中を、たくましく過ごしました。 大(短大からのスタートです) 短大から編入学で四年制大学に進学しました。 (この辺りのことは、またどこかで書いていきますね。) 大学に編入するタイミングで上京。 &コロナまっただ

    • コーヒー一杯☕️短編小説

      シャンプーの香りで目が覚める。同じシャンプーを使って起きた朝、自分の頭がこんなにいい匂いかもしれないことを、初めて知った。 「ゴールデンウィークだね。どうしよっか?」 寝ぼけた彼女は、僕の腕の中でごそごそと動いた。 「コーヒーが飲みたい」 腕を解き、布団を抜け出してキッチンへ向かう。 僕の部屋に慣れた彼女は、まるで自分の部屋のように、棚の中から簡単にコーヒーを見つけ出した。 まずお湯を沸かす。その間に豆を煎る。ゴリゴリと音が鳴る。カラッとした香ばしい豆の香りが漂う。 粉にな

      • 「夢のような高円寺生活。自分で選んだ街に住むと決めた、彼の言葉」https://mirror.asahi.com/article/15253884 エッセイ投稿メディア「かがみよかがみ」で掲載頂きました。テーマ「あの恋があったから」に応募しました。 好きな人がきっかけで住む場所を選んだ話。

        • 「北の大地に生きる人のたくましい力」ノースマンを食べて考える

          ゴールデンウィークに母が北の風を連れてきた。 こちらに遊びに来て、地元北海道のお土産を買ってきてくれたのだ。 「ノースマン」に生クリームが加えられた「生ノースマン」。 「ノースマン」とは、最近YUKIちゃんが「山親爺」のCMを歌ったことでも話題になっている、札幌のお菓子屋さん「千秋庵」の代表銘菓の一つ。 小豆餡をパイで包んだ「パイ饅頭」で、それに生クリームが加えられたのが生ノースマンだ。とてもおいしい。 パイ生地のバターの香りが良く、生クリームはさわやかだ。そしてあっさり

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        千乃という生きもの🌷自己紹介①これまでの人生編

        • コーヒー一杯☕️短編小説

        • 「夢のような高円寺生活。自分で選んだ街に住むと決めた、彼の言葉」https://mirror.asahi.com/article/15253884 エッセイ投稿メディア「かがみよかがみ」で掲載頂きました。テーマ「あの恋があったから」に応募しました。 好きな人がきっかけで住む場所を選んだ話。

        • 「北の大地に生きる人のたくましい力」ノースマンを食べて考える

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        • 千乃といういきもの
          4本
        • 千乃の内のうち
          4本
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          1本
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        記事

          遠い未来を信じる

          最近、今ここでない未来のために今何をしていくのか、ということの意味がわかるようになってきました。 前の職場の同僚が、私の大好きなアーティストとお仕事をしていると聞いたんです。 とても羨ましかった。 けれども、今の自分に前の仕事のような不規則な生活を送る体力はない。 著名人と仕事できるのは、相応の努力をしないといけないところがあるんだなと思います。 だけども、私はこれから先にチャンスがあります。 もしかしたら彼らにインタビューする機会があるかもしれない。 もしかしたら私が

          遠い未来を信じる

          心の奥までわかるのは自分しかいないから

          大好きな曲の歌詞が「どうして刺さるのかな」って分析してみたけど、やっぱり自分の個人的な思い出に触れるから、という理由に至りました。 好きな歌詞が好きな理由ってほんとうにそれくらいだな、と思うんです。 私が好きな歌詞はSUPER BEAVERの「証明」です。 この歌詞で1番伝えたいのって、もしかして ってところなのかなって思うんですけど。 私が一番刺さるのは最初のところで。 ってところと、 ってところです。 前に友達が言ってた、やたら心に刺さる言葉。 「こんなに

          心の奥までわかるのは自分しかいないから

          「働くことと愛すること」東畑開人さんの本を読んで

          「こころ」について考えてしまうあなたに、教えたいのは臨床心理士の東畑開人さんの本です。 東畑さんの本で読んだのは2冊目。今回は『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』という本を読みました。この本もとても刺さるものがあります。 「愛すること」の本質は「いる」こと3章「働くことと愛すること」には、私たちの人生に現れる「働くこと」と「愛すること」が描かれます。深層心理学者フロイトの言葉です。 「働くこと」とは、なんらかの目的があって、それを達成するために「する」こと。

          「働くことと愛すること」東畑開人さんの本を読んで

          『印象派 モネからアメリカへ』展に行ってきました🌷

          上野にある東京都美術館で開催中の、『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』に行ってきました。 本展の開催内容はこんな感じです。 以前から、モネら「印象派」の画家が好きで、何度も見に行っていました。 この度は印象派に影響を受けたアメリカの画家たちの作品も展示されるということで、足を運びました。 アメリカの『ウスター美術館』が、美術館として世界で初めて購入したという、モネの『睡蓮』が、この度の展示のメインビジュアルです。 モネの『睡蓮』は複数の作品がありますが、

          『印象派 モネからアメリカへ』展に行ってきました🌷

          新年度になったのにお別れの話

          新年度になりました。 先日、伊勢神宮に参拝した頃から、 おいせさんスプレーを使いまくって浄化されてんのか、なんなのか? 地元の同級生の夢ばかり見ます。 こういう時に思うことがあって。 私は「その人」のことを思い出していても、向こうは「今や未来」のことで頭がいっぱいで、 きっと私のことなんて忘れているだろうな、ということです。 以前、カウンセリングで話していました。 「自分のことを、誰かが大切に思ってくれているという実感がない」。 でも先日、前の職場の方に連絡を取った

          新年度になったのにお別れの話

          卒業するあなたへ🌸短編小説「花道」

          「あった〜、ここにあったのか」 放課後、音楽準備室の奥を漁る。机の下に落ちた黄色いマスコットを、腕を伸ばして取り、埃を払った。 「お守りみたいに大切にしてたのに」。 大事なものを忘れるくらい、一生懸命だったのかな。 吹奏楽部でこの部屋を使ってたのはだいぶ前のこと。大学受験の合格発表を終えた私は、ぴよりんのマスコットをお腹に抱き抱えながら、ふうと一息ついた。 準備室を出ようとした時、扉を開ける音が聞こえた。 「お久しぶりですね」 一個下の大西くんだ。 「こんなところにいらっし

          卒業するあなたへ🌸短編小説「花道」

          「かくことは思いの象徴」note始めます

          かかずにはいられないから note始めます。 最近の私は、もうかかずにはいられないな、と思っています。 いろんなものを見て考えたこと、 自分のこころで何を感じたのか。 人に話したくて仕方なくて、 いつも頭の中で人としゃべっているんです。 誰かに聞いてほしいんです。 だからここに書きますね。 (先日の札幌国際芸術祭での一幕。のちほど書きますね。) それでは、よろしければお楽しみください。

          「かくことは思いの象徴」note始めます