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モデル業をポジティブに

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今までモデル業をしてきて悩み、思考錯誤してきたことをシェアします。同じモデルをしている人には聞けない…自分自身、そんな悩みをたくさん抱えてきました。だからこそそういう経験をシェア…
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#モデル

考えない時間を追い風に

モデル業を始めてからこれまで、幾度となく大きな変化があったなと感じています。それは決していいものだけではなく、時にはどうしたらいいかわからなくて逃げ出したくなることもありました。そんなものにどう対処していたのか、今回は体型やメンタル面を中心に振り返ります。 ◆365日キープする仕事モデルは常に体型や肌のコンディションをベストな状態で維持しなければいけません。なぜなら、オーディションや仕事は何の前触れもなく、突然入ってくるからです。 何ヶ月後に〇〇のオーディションがあるから

たった一言、力強い後押し

2月下旬。NYから帰国してすぐさま、東京Fashion Weekのオーディションに入りました。 有難いことに、帰国を待ってオーディションをしてくれるブランドや、事前に決定を入れてくれるブランドもあり、今シーズンはここ数年でも、稀にみる忙しさだったように感じます。 今回は、先日YouTubeに上げた動画では語りきれなかった、Fashion Week中に私自身が強く抱いた気持ちのお話です。 ◆前を行く先輩たち今季最も印象的だったことは何よりも、先輩方のショー出演。1年前に東

終わりは自分で決める

コロナが流行ったことで、今回数年ぶりに訪れることとなったNY。「実年齢なんて関係ない」そう思ってはいるものの、自分のこととなるとどこかで揺らいでしまう瞬間もあり、アメリカ出発前は、年齢を重ねた私に向こうで需要があるのかと、不安ばかりが募っていました。 モデルの寿命は短い。始めたときによく言われた言葉です。そもそもモデルになるのも大変で、さらにはこの仕事で食べていくのも大変なのに、寿命も短いときた。それでも、選んだからにはやるしかない。 そんなふうにやってきたモデル業ですが、

焦っても諦めない

先日出たショーでのこと。ここ数年で何度か出たことのあるブランドのもので、重低音の効いたテンポのいい曲に合わせて歩くことも多い、緊張感はあれど楽しい現場です。 今回はどんな曲で歩くのだろう?と楽しみにしていたのですが、リハーサルが始まった瞬間、自分の心が動揺するのを感じました。いつも決まって、終盤のイブニングシーンのみゆったりとした壮大な曲に切り替わるのですが、なんと今回は、初めから終わりまで全てスローな曲調とのこと。ウォーキングの実力が試されているかのようなスピード感に、一

失敗を失敗にしない。必ず成功に導くモデルたち

以前、撮影での苦い経験談はお話ししたことがありますが(まだ読まれていない方はぜひこちらから→note「現場が凍りつきました、、、attitudeって何?」)、ショーモデルとしても多々あります。 今月3月はちょうど日本で「東京コレクション」と呼ばれるファッションウィークが開催される時期。ということで、今回はそんなランウェイの裏側で起こった数々のハプニングについてお話ししたいと思います。 ◆気合いで乗り切ったラストルック今やSNSでもよく見かけるようになった、モデルがショーで転

とても小さくて、物凄く大きな一歩

私がモデルとして初めて海外に挑戦したのは、シンガポール…ではなくて、実はパリだったのかもしれません。 かもしれないと書いたのは、まだモデルとしてきちんと活動できていなかった学生のときに、度胸試しとして行ったものだからです。たった8日間。けれどあのときに起こした行動が、モデルとしての小さな一歩であるとともに、大きな意味を持ったものだったのではないかと思います。当時の情景は、今でも私の脳裏に焼きついています。 ◆何一つ準備せず飛び込んだモデルをやるならパリコレ。始めた当初に私

NOと言う勇気を持つ

AMIは写真が撮れない モデル事務所のオーディションに受かり、所属時の面談で言われた言葉は今でも覚えています。 悔しい…そう思うや否や、負けず嫌いな私のやる気に火がつきました。そこから、怒涛の写真作りが始まります。 今回は、そんな新人時代から取り組んでいるテストシュートについて、撮られる技術向上のためにやっていたこと、取り組む中で感じた不安や恐怖、今まさに感じていることについてお話しします。 ◆真似したものに価値はある?テストシュートをするにあたってまず最初にしたのは

どんなに落ちても、決してチャンスは無くならない

モデルになる以前、そしてモデルになってからもしばらくは、生活のために様々なアルバイトを経験しました。 中でも、学生時代に3年間アパレルブランドで働いていたことは特に記憶に残っています。日々こなす業務や時々起こるハプニングに、泣いたり笑ったり、厳しくも明るいチームに囲まれた、最高の職場でした。 程なくして私はモデルを目指すようになり、職場を辞め、今の事務所に所属しました。 新人として様々なブランドのオーディションを受ける中で、いつしか自分にとって”絶対に叶えたい”と思う大

1枚の写真がモデル人生を変える

事務所に入ってモデルをするにあたり、まずはじめに直面した大きな壁は、”写真が撮れない”ことでした。正確に言うと、撮ってもらっても”いい写真”と呼ばれるものが少なかったということです。それは私自身の表現力の無さや、モデルとしては不十分だった体型が原因だったと思います。 今回はそんな新人時代の話とともに、モデルにとっての写真の重要性、そして私自身が海外に挑戦するまでの経緯についてお話しします。 ◆写真が撮れない現在の事務所サトルジャパンに所属した際、私が真っ先に言われた言葉。

24歳でモデルになる

こんにちは。東京とNYを拠点に活動している鈴木亜美です。一昨日からnoteを始めました。2回目となる今回は、モデルを目指した理由、そしてどのように事務所選びをしたかについてお話しします。 ◆モデルは目指していなかった私がモデルになったのは、24歳です。 仕事に就くには特に遅くないのかもしれませんが、モデル業界の人が聞いたら、この年齢には驚くかもしれません。 当時、モデルを始めるのは10代が一般的とされていました。また、私が目指そうとしていたパリコレ等を歩くコレクションモ

何もしていないは嘘。スタイルキープの本当のところ

モデルをやっていると、「モデルさんってどうやってスタイルキープしているの?」という質問をよく頂きます。業種の異なる方から、いわゆる業界人と言われるスタイリストやヘアメイク、編集者の方まで、モデルに対する質問は圧倒的にこれが多いです。 私なんかは、現場で出るお弁当をよく食べるし、甘いものもつまんだりするので、その様子から"このモデル、すごい食べてるけど…"と、聞きたくなるのかもしれません。 「何かしているの?」 そう言われると、決まって「特には(何も)…」と答えるのですが

痩せたその先、万全の状態をつくる

以前の記事で、チャンスは突然やってくるから、常にそれに対応できるような状態でいることが大切!と書きました。 実はその際、記事を読んでくださったモデルの方から、”私も常にチャンスがつかめるような状態で居られるよう頑張ります!”とお声をいただきました。とても嬉しい言葉ではあったのですが、それと同時に、”もしかしたらこの言葉、難しく聞こえていないだろうか…?”という焦りのような気持ちも出てきたのです。ということで、今回はその辺りについて詳しく書いていきたいと思います。 ”常に万

意外な先生が、私のウォーキングを変えてくれました

モデルを職業にしたいと思ったとき、まずはじめにショーモデルをイメージしました。当時の私が真っ先に思い浮かべたのは、パリコレ。モデルについての知識が一切なかった私は、ただ漠然と、出演する為には格好いいウォーキングを身につけるべき!と考えました。 今思うと、その他に必要な条件をすっ飛ばした、かなり単純な考え方なのですが、、そのわかりやすい目標が、「ウォーキングの技術を身につけるためレッスンを受ける」という次のステップへと私を押し進めてくれました。 ◆スタジオ探し現在所属してい

モデルのアルバイト選び、私の終着点

モデルを始めたばかりの頃は、大半のモデルが、中々仕事が取れないという状況に陥るかと思います(稀に、最初から売れて仕事に困らない子もいますが。。)。 しかも収入は歩合制。事務所から一定の金額を支給されるようなことはなく、金銭的にも苦しい… そんな中、モデルに必要なレッスンだったり、BOOKを作るための支払いだったりと、初期費用も多くかかります(意外とかかるので、この時点でモデルになることを諦める人も多いです)。 私も例に漏れず、最初は月に1回の仕事があるかどうかという厳しい