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酸化防止剤無添加のはずなのに、ラベルに書いてある?!

神奈川県葉山町のナチュラルワイン専門店ami hayamaです。
オンラインストア実店舗があります。
実店舗は常時200種のナチュラルワインが買えて飲むことができます🍷
「ワインをどう選べばいいか分からない」「自分の好みがまだよく分からない」といった方でも、気軽にワインエキスパートに質問や相談ができるのが好評です。


ナチュラルワインを求めて来ていただいたお客様に、裏ラベルを見てよく聞かれること。

「ナチュラルワインだから、酸化防止剤は無添加のはずなのにラベルに"酸化防止剤含有"と書いてあるのはなんで?」

ナチュラルワインについてはこちらの記事から↓

そもそも、ワインにおける酸化防止剤の意味って?

酸化防止剤(亜硫酸塩):ワインの品質を守るためにふたつの仕事をしている。一番重要なのは酸化の悪影響を防ぐこと。もうひとつは抗菌剤として働くことによって、ワイン中に悪玉微生物が増えないようにすることである。「新しいワインの科学」ジェイミー・グッド著

実は亜硫酸は添加せずともアルコール発酵の過程で酵母によって10mg/L 前後は自然なプロセスとして作り出されます。ただ亜硫酸の表示義務が10mg/L 以上からなので、亜硫酸が書かれていない、自然なワインというのはほぼ存在しないのです!

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「酸化防止剤無添加ワイン」を巷でよく見かけますが、成分表を見ても亜硫酸は記載されていません。商品にもよりますが、このような無添加ワインは果汁を冷凍保存して輸送、加熱殺菌、培養酵母の使用、腐敗酵母を一切通さないような目の細かいフィルターの使用などを経て、10mg / L以下での販売を可能にした「科学的」なワインということになります。。。😱

ヘルムート

造り手の中には、品質を維持するために瓶詰時などに使用することもありますが、わずかな量しか使用していない造り手がほとんどです。
酸化防止剤の使用を減らすには、品質のよいブドウを使うこと、醸造所を清潔に保つ、など環境作りもとても大切で、そんな彼らのたゆまぬ努力によって美味しいナチュラルワインが出来上がるのです🎉

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ami hayamaではその土地、造り手の人柄が味わいを通して感じられ、何よりも自分たちが飲んでみて純粋に美味しい!!と思えるワインを厳選しています。


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