ぐらしあすの「アディクションその③(大麻・マリファナ)編

日本では所持すること自体が罰則の対象だが、マリファナ使用が合法な国がある。例えば、アメリカのワシントン州やコロラド州、チリ、ウルグアイ、他の欧米国や南米では条件付きで合法。

なので、マリファナ吸引目的でそれらの国に旅行に行く人もいる。
なぜに、わざわざ吸引するために訪問するのかは、条件付きではあるが自宅やパーティー、バーなのでごくごく普通に吸引できるからであろう。

それほどマリファナには魅力があるのだろうか?

例え、マリファナの吸引が合法な国であっても、永住するならともかく、いずれ帰国するなら、入手ルート、資金、そして罰則から逃れるためのハードルが待ち受けている。

実は、ぐらしあすも約30年ほど前に1度だけ吸引したことがある。

当時約1か月オーストラリアを1人旅した。
その時に同年齢ぐらいの日本人男性(ワーキングホリデーで来ていた)と知り合いになり、ある日彼のアパートに遊びに行った。
すると、水パイプのような吸引機があり、彼はそれを使用しマリファナを吸っているという。

彼はぐらしあす用として、マリファナの葉っぱを紙でくるんで1本くれた。

当時思慮浅かったぐらしあすは、ホテルに戻り火をつけて吸ってみた。
すると、(汚い話だが)急に気分が悪くなり、嘔吐、その後なぜか「墓」が見えて(幻視)、お経の声(幻聴)が聞えてきた。

ぐらしあすはそのままベッドに横になったら、地球の核まで落ちていくような錯覚に陥り、知らぬ間に眠っていた。朝起きた時には気分は普通だった。

しかし、部屋の中は、何とも例えられない線香か香の匂いがした。

特に反省はしなかったが、ぐらしあすの場合マリファナで上記のような症状が出たため「ハマらなかった」。もう吸うのはやめようと。

もちろんそれ以来全く吸っていない。

同じころ、大学の友人がアメリカを1人旅していて、同様に1本吸ってみたとのこと。彼曰く「これはハマる」と思って2度と吸わなかったらしい。

ことマリファナに関しては、最初の1本で「ハマるか」「ハマらないか」が決まると言えよう。

外国での行為なので(その時は合法か違法かは知らなかった…多分違法だっただろう)それ1回限りで終わった。

マリファナは「最初の1本で決まる」と言っても過言ではないと思う。

ぐらしあすの場合のように、エクスタシーより苦痛の方が強かったら2度と手を出す気持ちにはならない。

決して良い行為ではないが、1回限りの良い経験をしたと思う。

1度ハマってしまえば、やめられなくなり、アディクション化するのは言うまでもない。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。