ぐらしあすの「叱らない上司はど、自分のことしか考えていない」

これまでの職場でいろんな上司に巡り会えた。
ミスをしても叱らない調子は優しいし。
優しいが故にいろいろと甘えてしまった。

しかし、叱らない上司は自分が嫌われたくないのか或いは部下の深刻な悩みを聞くのが面倒なのかどちらかであると思う。

これまでの人生の中で、最も面と向かってくれた人がいる。

ぐらしあすがすることに、一つひとつあれやこれやと言わないが、常に見守ってくれ、ここ一番ていう時には前に出てくれていた。

その上司のもと、10年ほど働いて、ぐらしあすじしんやりたいことがあり退職した。

その後もずっと関係が続き、よく飲みに連れて行ってくれた。

ある時、その元上司と飲みに行った。
その上司はばついちであり、ぐらしあすもばついちなので、養育費の話になった。

ぐらしあすが、収入が減り、養育費を下げて貰った話をしたら、その上司がこう言った。

「ばかかおまえ、養育費をしっかり送金出来なければ、正規の仕事をしながらもバイトでもして、しっかりと送金しろ。おまえはな、意地はってるんだよ。見栄張っているんだよ。おまえはな、10年前の俺だ」と。

いい歳して居酒屋で木っ端微塵にされてしまった。

その人だからこそ、ぐらしあすにそのような言葉を言ってくれたんだと思う。

ぐらしあすの人生の中で最も尊敬出来る上司だった。

そして、しばらくして、その上司は謎の死を遂げた。

現代の侍だったのだと思う。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。