2023年7月1日の日記。教える側と教わる側

 日が暮れる時間が遅くなるたびに、否応無しに夏を意識させられる。
昨日は夜7時近くまで明るかったので、このまま白夜にでもなるのか、一瞬思ったくらいだ。
午後7時過ぎたら、辻褄を合わせるように空が暗くなったのを見て「急に真面目になって、律儀だな。」と思う。

 今日から7月なのが信じられない、夏になったら暑いと言って、冬になったら寒いと言いながら、このまま季節に慣れないままで死んでいくのだろうな。
                 
 入浴するたびに、ボディシャンプーで頭を洗ってしまう。
ボディシャンプーで事足りるのを知ると、改めてシャンプーで洗髪するかどうかで迷う。10代の頃は些細なミスをした自分に対して、怒りや憤りを覚えていたが、怒りや憤りの感情を持つくらいなら、他の事にエネルギーを使用する方が得策だというのに気が付いてからは、無表情でボディシャンプーで洗髪している。
自分がミスをした時に湧き上がる怒りの要因は、ミスをした自分自身に対して向けられていたと思っていたが、少し違った。
正しくは、同じミスをしたのに、何も対策を立てていない自分に対しての怒りだという事を知る。
怒る事で、自分自身に言い訳をしていた。

それ以来、ミスをしたら気を付けるが、反省はしないスタンスで行く。
説教を受けている時に、分かりやすく「反省しています。」という顔をしないと許さない輩がいるが、あれは何なんだろうか。

説教を受けまくってた先輩から「いい方法があれば、俺の方法を真似しなくて良くて、それを採用して良い。」と言われたので、それ以来、教わった方法を不採用にした。
その先輩の送別会も、40年前の名作が映画館で一日のみ上映される日と重なったので、映画を見に行った。
今でも、この選択は間違いではないと思っている。
単純に嫌いだったからだ。
愛想笑いと、苦笑いで酒なんか飲めるか、悪酔いするだけだ。
教師が生徒を審査すると考えている人間がいるがそれは間違いだ、生徒が教師を審査する。
送別する価値が無いと判断したまでだ。
風の噂で、仕事を退職したのを知ったその瞬間に、連絡先を削除して電話を非通知設定にした。

ここまで書いてみたが、私も大概だと思っている。






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