つまるところ、営業ってやっぱり『聞く8、話す2』だった
先日からある商品の購入を悩んでいて、お店をはしごしています。
特にその商品に詳しいわけでもなく、実物やカタログはもちろん、お話を聞いてどれにするのか、はたまた買うのか買わないのか含めて検討するレベル。
1社目、実物を見て営業の方もついてくれたんですが、全く向こうからの営業トークが無く、こちらがゆるりゆるりと話す内容を「そうですよねー」とにこやかに聞いてくれた。私も旦那くんも、相手が答えるの嫌だろうなという核心を突いた疑問にも上手く切り返して(無理やり「でもこれはですね…」というわけでもなく納得感ある切り返し)くれたように感じる。
最後の5分くらいで自社商品のカタログが出てきたくらいで、向こうの嫌なセールス感が感じられなかった。
もちろん、商品自体も気になっていたものというのもあるのだけれども、久しぶりに感じた
「この営業マンから買いたい!」
という私が営業マンならではの情というか、安心感というか、ファン心理というか…笑。
2件目に訪れたところでは、まだまだ初々しい感じの営業マンさんとそのフォロー役であろう先輩営業マンさんが担当してくださった。私も旦那くんも我先にと話すほうでは無いのもやりにくかったと思うのだが、どうしても自社の話が多く、互いに不完全燃焼で終わってしまったように感じる。
とても、真面目そうな新人営業マンさんだったので、申し訳ないなと思いながら、改めて
『聞く8、話す2』
の法則がこれほどまでに顧客の満足度を左右するのかと体感した。
特に相手がその商品に詳しくない場合、どれだけ相手のニーズを引き出し、正直に対話してくれている感を作っていくのかが本当に重要だなと感じた週末でした。
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