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SPC的9の音粋 昭和ポップスをJ-PopにしてみたVol.9

「昭和ポップス倶楽部的9の音粋(SPC俱楽部的9の音粋)~アフター~」ということで第8弾(2023月11月放送分)です!
※Vol.8はリクエスト大会でした

昭和ポップス俱楽部については以下より

前回に引き続き「昭和ポップスをJ-POPにしてみた」ということで、お送りしてみました。以下は前回の編集後記。

今回は、次回以降につながるテーマを予想する回ということで最後にテーマを明かすという形にしました。
今回のスライドはこんな感じ。


基本的には近しい雰囲気の曲をいくつかのパートに分けながら曲を流していきました。
さっそく1曲目

いきなりのマッキー
続いては3曲流しました。

・モップス「たどりついたらいつも雨降り」
・シーナ&ザ・ロケッツ「ユーメイドリーム」
・佐野元春「アンジェリーナ」

どんなときも。or槇原敬之さんとこの3曲に何が共通するのか?という波乱の幕開けでした(笑)
※お前がしたんだろうが!w

その次に流したのはこの3曲

・よしだたくろう「今日までそして明日から」
・井上陽水「傘がない」
・安全地帯「悲しみにさよなら」

曲調というよりは、関係性からまとめてみました。
まあ、何が共通しているかわからないという状況かと思いますんで、第一ヒントをば・・・アーティストではなく、曲そのものに共通点があります。

続いても3曲

・イルカ「海岸通」
・山下達郎「パレード」
・はっぴぃえんど「風をあつめて」
なんとなく関係性がありそうな感じですが、槇原敬之さんスタートを考えるとどうでしょうか??

その次はガラッと雰囲気を変えて・・・・3曲。

・THE BOOM「中央線」
・THE BLUE HARETS「リンダリンダ」
・レベッカ「フレンズ」

いきなりバンドブーム関連で3曲。ここまでの流れをぶった切るような選曲です。しかもboomのチョイスが「中央線」というのもなかなかだと思いませんか?(笑)
誰の仕業なんだ!?⇒第二のヒント

そして、次もまた少し昭和感のある3曲

・加藤登紀子「この空を飛べたら」
・ガロ「地球はメリーゴーランド」
・坂本九「見上げてごらん夜の星を」

ガロに関してもまたマイナーなチョイスですね。
流れを汲みながら次は1曲だけ流しました。

現代ではありえない運命をたどった曲でした。
赤い鳥の「赤い花白い花」です。1970年6月発売赤い鳥の2枚目のシングル「人生」との両A面
作者は銅版画家の中林三恵(なかばやし みえ)さん。高校時代に中林さんが作った楽曲です。中林さんが群馬大学在学中の1964年(昭和39年)、同大学の学園祭で開催されたクラブ対抗合唱祭で、所属していた美術クラブとして楽曲を発表したところ、全国教育系学生ゼミナールなどで歌われて広まった楽曲でした。
当時盛んであったうたごえ運動の中でこの曲が歌われ、全国の学生らに広まった。そして関西のフォークグループであった赤い鳥のもとにまで、この歌は届くこととなりなります。

きっかけは赤い鳥のリーダー・後藤悦治郎らの友人が、北海道旅行の際にユースホステルで旅人が口ずさんでいたのを聴き、それを聴いて歌を覚え、後藤に伝え、この歌を聴いた後藤さんは感銘を受け、シングルをとしてリリース。当初は後藤さんたちも誰が作った歌かわからず、ラジオ番組で呼びかけて情報を集めたところ、放送を聴いていた群馬大学の学生が手紙を出して中林さんに連絡を取り、作者が判明した。赤い鳥のシングルには「作詞・作曲:中林ミエ」と表記されている。全盛期のフォークソング界では、優れた楽曲は人から人へと歌い継がれ、誰が作った歌かもわからないまま、あたかも「詠み人知らず」のように伝わっていくことも多く、この歌もそうした楽曲のひとつでした。
昭和ポップスならではのエピソードでした。

この後に2曲

・あべ静江「恋はみずいろ」
・稲垣潤一「夏のクラクション」

またまたわからなくなってきたぞ。。。
当日のプレゼンでは、このあたりでオールナイトニッポンのパーソナリティが紹介した曲?という、ここまでの流れからするとかなりニアピンな予想が出てきました。
第三のヒントは「オールナイトニッポンのパーソナリティ」です。

残り3曲!

ここで流したのはこちらの3曲!
・松任谷由実「守ってあげたい」
・斉藤哲夫「夜空のロックンローラー」
・村下孝蔵「初恋」
全部で22曲紹介しました。
ちなみに、このほかで共通点のある曲はないです!

ということで答え下のほうへスクロール!











ということで答えは、加藤いづみさんがカバーした楽曲でした!
加藤いづみさんは「gift」と「favorite」という2つのカバーアルバムで上記の22曲をカバーしています。

加藤いづみさんは92年6月~93年10月までオールナイトニッポンのパーソナリティを務めていました。

ということで、次回予告!「ガールポップ大特集シリーズ」
アイドル冬の時代に、音楽業界が生み出した一大ムーヴメントをがっつり特集します!音楽性の高さ、アイドル性など昭和ポップスが好きならきっとはまる・・・はず!

昭和ポップス倶楽部的 9の音粋 「昭和ポップスをJ-POPにしてみた」ということで、本日は「GIRL POPにつなぐ回」ということでやってみました。
いかがでしたでしょうか?
昭和ポップス倶楽部気になる方は上部のバナーから覗いてみてください!


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