【月寿】休日。

🖋300字小説🖋
【越知月光×毛利寿三郎】
「休日。」

休日、1人で出掛けると月光さんの好きそうな猫のぬいぐるみを見掛けた。
(今度月光さんと一緒に買いに来よかな)
帰ってすぐに誘うと決めた。

休日、1人で出掛けると毛利に似合いそうな洋服を見掛けた。
(帰ったら誘ってみるか)
その日は早々に切り上げた。

「月光さん!今度の休日一緒に行きたいとこあるんやけど」
「奇遇だな。俺もお前と行きたい場所がある」
「え!ほんまでっか?」
話してみれば同じようなことを考えていて。
「1人でいてもお互いのことを考えているな、俺たちは」
「はい!幸せですわぁ」
大好きだから、いつだって君のことを考えてしまうのだ。

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