こんな僕だって少しずつ前に進むことはできるんだよという話
僕は今、外に出ることも容易ではなくなってしまった。
今日これを書いているのはカフェであるが、どうしても買わなくてはいけないものがあり、それを買いに出ただけで発作で落ち着かなくなっていたのでカフェで休憩がてらいつも持ち歩く相棒のPCを出して書いている。
多分僕の障害等級は上がる。
酷い自殺未遂をしたときに自治体から申請書を渡されて、僕は精神障碍者になった。別になんとも思わなかった。
でも、今でもお世話になっている担当医が「働きたいって気持ちが強いから」と僕のパニック障害の具合などから言って2級相当だったのを3級に抑えていてくれた(らしい)。
それももう無理なんじゃないか。
先日の受診での会話だった。
僕は心も過敏ならば嗅覚も視覚も過敏になり、少しのことで吐き気を催したりするようになった。スーパーですら色とりどりのパッケージに脳の処理がついていかないのか、めまいや吐き気に襲われるようになった。
もう僕は家での仕事を選ぶしかない。
そう思った。
そうなったら環境づくりも大変になる。
とりあえず引っ越そう、ケガの部位を守りつつ仕事する為に仕事用にゲーミングチェアを買おう、デスクも必要だ…考え出したら止まらない。
僕の仕事は多岐にわたるため、作業のスペースが必要なことが多い。ハンドメイドもそう。料理もそう。結構場所を必要とすることしか僕はできないみたいだ。
物件も探さなくてはならない。
スペースを考えての引っ越しは初期費用も結構かかる。
悩むことはいっぱいだ。
でも、悩むことができるようになったのは僕にとっては前進だ。
何も考えられず、動けなかった日々を考えたら大きな前進だ。
実現させることをきちんと進めなければという責任感さえ芽を出した。
何もないところから動きだす大変さはあるけれど、僕にだってこうやって動くことができているんだ。
今はその自信しか自分を動かす糧がない。
時間がかかっても動こう。
自分が満足いく生き方ができるように。
取り急ぎ、僕の目標としてここに記す。
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