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ライブの意味

どうも、あめりぃです。
今回はずっと自分が思い悩んでいることを書こうと思います。
因みに画像はジェフ・ベックのライブに行った時の写真です。なぜか岩手に来たんだよな…。

では本題へ。

自分は音楽活動用にTwitterを始めて間もない頃にこんなことを言いました。

ライブは別に盛り上げなくてもいい

この言葉だけだとよく誤解されるんですけど、盛り上がるなら盛り上がった方がいいです。はい。

でも上記の言葉は本心で言ってます。

では、この言葉の真意とは何か。綴っていきます。




あまり嫌いなものについて語るのは好きではありませんが、昔から僕は「囲い」が嫌いでした。これは今もです。

理由は単純で自分がそういう行為が苦手だからです。というのも自分がライブに参加するとあまり乗ったりしない、所謂「地蔵」なんです。大変失礼な姿勢とはわかっているんですけどね…。
でも本当に大丈夫だと思う人のライブじゃないと手を挙げたりするのって何処か抵抗があって。自分の心の狭さに悲しくなるんですけど、あまり「皆でとことん盛り上がろう」みたいな雰囲気を前面に出してる演者のライブが好きじゃないんです。自然体な雰囲気を感じなくて逆に興ざめしてしまうんです。


僕はこれまで「嘘をつかない」ことを音楽の信念にしていました。だから自分が演者なら、聴いてる人全員が自然に聴ける環境を創りたい。
自分のようにノリが悪いけど心の中で楽しんでいる人、手を挙げて感動を行動で表す人、様々な人がそこにいて欲しいんです。
ファンの囲いというのはある意味敵を作ってしまう。あまり共感はされないですが、僕は「囲う」という行為が自由を失う行動のような気がしてならないんです。

僕はライブを「客と作るもの」ではなく、「演者が表現するもの」だと思っています。そこに何か感動とか共感があるなら僕は嬉しいんです。



だってやじゃないですか。「今日反応微妙だったなー」とか一々考えるの。
客を忘れるぐらい全力でいたいんです。弾いたり歌ったりして、終わった後の楽屋で笑えるなら一番だと思ってます。



でも中々同じような考えの人って周りに現れないですね。やはり自分の言葉は所詮綺麗事なのかもしれないです。
だから自分の中で未だ答えが出ないものですよ。「ライブ」って。

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